’18.2/23(金)から2/25(日)のディナーメニューです

*** 苺のパフェはハズレ無し! ***

<前菜>
・ローストポークサラダ仕立て トンナータソース ¥1,600
ローストポーク

IMG_20170623_212457

・ブルスケッタ サバのケッカソース(会員限定)¥500

<パスタ>
・伊産パンチェッタと菜の花のスパゲティ ペコリーノチーズ ¥1,600
パンチェッタと菜の花のスパゲティ ペコリーノチーズ

<魚のメイン>
・カキとホタテのオーブン焼き 生ハムと白ワイン風味 ¥1,600

<肉のメイン>
・若鶏のチューリップのフリット アボカドソース ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・チョコレートのジェラート ¥350

・そばの蜂蜜のジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・苺のパンナコッタパフェ仕立て(会員限定) ¥750
苺のパンナコッタパフェ仕立て

『伊産パンチェッタと菜の花のスパゲティ ペコリーノチーズ』
今年の正月休み明けの1回目のメニュー。
かなり美味しくて期待していたんですが
ガラガラでお客様に食べていただけなかったので
しつこいですが今回もやります。

食べて欲しい人の顔がたくさん浮かびますね(笑)。

稲月シェフが
ローストポークを作りました。
がっつりしたローストポークを
サラダ仕立てに。

肉食系の方はニヤニヤな週末でしょうね(笑)。

今週末の予約状況は
3日とも予約は少ないです。
やはり2月はゆっくりです(笑)

<前菜>
・ローストポークサラダ仕立て トンナータソース

肉の塊をじっくりと時間をかけて作った
稲月シェフのローストポーク。
ツナのソースで
サラダ仕立てで食べていただきます。

かなり存在感のある
肉の塊を鉄のフライパンで強火で火を入れてから。

アルミホイルに包んで
オーブンでじっくり加熱。

蜂蜜とローズマリーとニンニクでマリネして
真空にして
数日間寝かせます。

蜂蜜の甘味とコクと
ローズマリーの香りで
家庭では感じられない
『ローストポーク』

家庭の味を売りにするお店も多いです。
でも
しっかり技術の裏付けのある料理。

たかがローストポークですが
プロの味ですよ!

「男っぽい!」が感想ですね(笑)

そんな
ローストポークは
ツナのソースを合わせます。

ツナにケッパーと白ワインに
バルサミコ酢とソテーした飴色の玉ねぎを加えて
ソースに。

合わせるサラダは
オレンジとはっさくと伊予柑など複数の柑橘系
地元のレタスなどの葉っぱを日替わりで。

ローストポークで手間をかけて
簡単な醤油ベースのソースでもよさそうなものを
あえて
ツナのソースを作り・・・

男性が好きな前菜に仕上がってますよ!
赤ワインがいいですね。

<パスタ>
・伊産パンチェッタと菜の花のスパゲティ ペコリーノチーズ

パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)と
ペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)
いわゆる、アマトリチャーナビアンカに菜の花を加えたパスタ。

まず、一言
これめちゃめちゃ旨いですよ!(笑)
思わず、笑ってしまうくらいに。

日本の一般的なイタリア料理屋さんのパスタでは
ほとんど見かけない
完全なローマの下町で食べる味。

塩が強く感じたり
ペコリーノチーズの香りが
苦手な人もいるだろうな・・・
それでも
やりたくなるほどの味。
だって
私が好きなんですもの(笑)
食べたいんですよ。

さて、アマトリチャーナビアンカとは
定番メニューのアマトリチャーナにトマトソースを抜いたパスタ。
豚バラ肉の塩漬けとペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)のみのパスタ。
ビアンカとは白色。
訳すと『白いアマトリチャーナ』
アマトリチャーナはパンチェッタとトマトのパスタ。
トマトの赤色です。
そのトマトを抜いた白色のアマトリチャーナ。

パンチェッタの脂と玉ねぎの甘味、
さらに、ローマ産の2年熟成のペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)を振りかけます。
長期熟成のペコリーノはフルーツのような芳醇な香りがします。
その香りは
ビアンカの方がより感じる事が出来ます。

このパスタは
麺が甘く感じる。
パスタの小麦感を感じられるんです。

最後に振りかける黒コショウの香りもいいんですよね。

そこに、菜の花を加えました。
苦味が最高に合う。

このパスタを食べれば
くえろはどこに向かいたいのか知っていただけると思います。
くえろの方向性を示しているといっても過言ではないですね。

<デザート>
・苺のパンナコッタパフェ仕立て

久しぶりのパフェです。
苺が主役です。
まず底にはパンナコッタ。
苺のジェラートと生の苺をのせて。
マスカルポーネを注ぐように
ゆっくりとのせて。
細かく割ったクッキー生地と
チョコレートのテリーヌを少しだけ。

パンナコッタはパンチのあるデザートではないです。
どちらかというと
優しいミルクの味。

そこに
生の苺を合わせます。

苺ってパンチありますか?
私は
爽やかな酸味と
優しい甘味。

そうなんです
パンナコッタによく合うんですよ。

さらに
苺のジェラートも
優しい苺の感じを出すように
優しい甘味に。

優しく繊細な
美味しいパフェに仕上がっています。

パフェの試食は
モヤモヤします。
一口食べるでしょ。
他のスタッフに渡して
戻ってきた時はぐちゃぐちゃになっている。
そらそうですよね。
たくさんの食材が積み重なっているんだから
掘っていきますよね。
綺麗にほることはできない。

つまり
パフェは
分けるのに向きません。
独りで食べきった方が
美味しいと思いますよ(笑)