’18.6/22(金)から6/24(日)のディナーメニューです

** 初夏はトマトの季節 **

<前菜>
・ホタテのグリル ガスパチョ パンツァネッラサラダ ¥1,600
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・ブルスケッタ 豚バラ肉のレーズン風味(会員限定)¥500

<パスタ>
・サバと焼きナスとミニトマトのスパゲティ

<魚のメイン>
・アナゴのフリット ¥1,600

<肉のメイン>
・豚フィレのグリル 茄子のパルミジャーノ ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・はらんきょう(野生のすもも)のジェラート ¥350

・カラメルのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・クレーマカタラーナ ベリーのソース(会員限定) ¥750

<お知らせ>
アスパラ祭りが終わり。
予約が少ない時期になりました。
今週末もガラガラですよ。
ゆっくり飲みませんか?
・青りんごビア・・・¥500
・ピーチビア・・・¥500
・美瑛産トマトのレッドアイ・・・¥550

<前菜>
・ホタテのグリル ガスパチョ パンツァネッラサラダ

ホタテのソテーを
スープ仕立てで食べていただきます。

ガスパチョって知ってますか?
スペインの冷製スープです。
トマトやパプリカを入れて作った夏のスープ。

イタリア料理は、「Cucina povera」と言われています。
直訳すると、貧乏人の料理。
昔は、高級料理はごく一部の限られた富裕層のもので、
一般庶民には、チーズや生ハムなどは買えませんでした。
人々は、暮らしは貧しくとも、何とかおいしいものを食べようと考え、
人々の知恵からたくさんのおいしい料理が生まれました。

その一つが、『パンツァネッラ(パンのサラダ)』です。
余ってカチカチになってしまったパンを
どうすれば無駄にせずにおいしく食べれるか?
というところから生まれたものですね。

今週の前菜は余ったものを使っておいしいものを作り出す。
そんな先代の知恵を感じていただければ嬉しいです。

ホタテをソテーすると
強い甘味とコクが。
その濃厚な味を
引き立ててくれる酸味の効いた
トマトベースのガスパチョの冷製スープ。

ピンクのスープに
初夏の食材が浮かぶ。

軽めの赤ワインで
白ワインでもいいですね。

<パスタ>
・サバと焼きナスとミニトマトのスパゲティ

サバと焼きナスとミニトマトのペペロンチーノです。
今週はオイル系のパスタです。
マリネして青魚特有の臭みを抑えたアジのマリネ。
そして焼きナス。
火の香りがハーブのように・・・。
たまんないですね。
とはいえ
焼きナスは焼きナス。
良い匂いなんですが
和を想像してしまいますね。

そこでミニトマト。
トマトの酸味と香りが
一気にイタリアの気分にさせてくれますね。
さらに
レモンの皮。
ナポリやシチリアを想像させてくれる。
いやしいくらい何でも食べる雑食の日本人(笑)
それでも
柑橘の皮の使い方は西洋に一日の長があるね。

皮の使い方が絶妙ですね。
日本では、ほとんど捨てられる運命にある
レモンの皮が・・・
オイル系のパスタの仕上げに使われる・・・
何とさっぱりさせてくれるんでしょう!

ミニトマトとサバのペペロンチーノに
上手に焼きナスを使っているなぁ・・・
という仕上がりになっていますね。

これも白ワインがいいですね~

<デザート>
・クレーマカタラーナ ベリーのソース

『クレーム ブリュレ』いわゆるプリンようなものに
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー
3種のベリーのソース
数種類のフルーツとチョコレートのテリーヌを添えます。

スペインのカタルーニャ地方のプリンの原形になったと言われている伝統的なお菓子。
カスタードに砂糖を焦したカラメル。
砂糖をのせてバーナーで炙ると・・・
キャラメリーゼされます。
屋台のカラメル焼きのような良い匂いが・・・

カタラーナに砂糖をのせてから
しっかりバーナーで炙ると
キャラメリーゼされたパリパリの面を
フォークで押すと
ムニューっとクリームが・・・
まさにプリン。

しっかり甘く濃厚なカスタードクリーム
上のキャラメリーゼは苦く

酸味の効いた
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー
3種のベリーのソース。

さらに
横にはベリーのソース

酸味がカタラーナに合う!

デザートの試食で初めてお酒が欲しくなりました。
白ワインが最高だと思いますね。