’18.8/3(金)から8/5(日)のディナーメニューです

** オーナー飯田の最も大好きなパスタの一つノルマ **

<前菜>
・熟成鶏と温泉卵のサラダ ペコリーノチーズ ¥1,600

・さわらとブロッコリーのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・リガトーニ アッラ ノルマ ¥1,600
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<魚のメイン>
・マグロのフリット バジルと枝豆のソース ¥1,600

<肉のメイン>
・骨付き豚ロースのロースト 南瓜のソース ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・桃のソルベ ¥350

・アスパラのジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・栗のパウンドケーキ ヨーグルトのジェラート ¥750

<お知らせ>
ノルマを知らずしてくえろは語れないですよ!
ゆっくり飲みませんか?
・白ワインとレモンと桃のサングリア(新作)・・・¥550(限定20杯)

・青りんごビア・・・¥500
・ピーチビア・・・¥500
・美瑛産トマトのレッドアイ・・・¥550

・桃と白ブドウのジュース(新作)・・・¥400(限定20杯)

<前菜>
・熟成鶏と温泉卵と柿のサラダ ペコリーノチーズ

数種類の生野菜に熟成させた鶏もも肉と
水茄子とキノコをソテー。
温泉卵とともに食べるサラダ仕立ての前菜。
塩漬けして熟成させた鶏もも肉。
水分が抜けて、表面がカチカチになって
旨味が濃縮された鶏もも肉。

フライパンでソテーすると濃縮した旨味を含んだ脂が
弾けるように飛び出してきます。
その旨味を含んだダシ油で水茄子とキノコをソテー。
鶏肉の旨味を含んだ油を吸って
最高に美味しくソテーされます。

つけ合わせの温泉卵。
温玉のとろりとした黄身と混ぜながら。
絶対に旨いだろう!
けしからんメニューだな(笑)

熟成させたコクの強い鶏肉に
よく合いますね。
ソテーされた野菜を半熟の黄身にくぐらせる・・・
そして
やや塩の効いた鶏肉も・・・
当然に最高に合いますよね。

地元の新鮮な野菜。
採れたてだからこそ感じられる野菜特有の風味。
舌だけでなく、鼻からも感じてほしいですね。
こんなやんちゃな地元の野菜vs熟成された鶏もも肉の塩漬け、
見ごたえある組み合わせですね(笑)
久々のガッツリ系の前菜を堪能してください。
どんなビールでも完全に合います。
あと赤ワインもガンガンいけますよ!

<パスタ>
・リガトーニ アッラ ノルマ

揚げナスとトマトのパスタです。
仕上げに、リコッタ・サラータ(熟成させたリコッタ)を振り掛けます。

『ノルマ』とはシチリア出身のオペラ作曲家ベリーニの代表作の名前。
このパスタがそのノルマのように素晴らしかったため、
ノルマ風というふうに呼ばれるようになったらしい。
バジルの緑 リコッタチーズの白 トマトソースの赤
綺麗な彩りでイタリア国旗の色。

まず、トマトソースが違います。
今までのくえろのトマトソースとは違います。
トマトだけではなく、ドライトマトをふんだんに入れます。
おいおいおい!というほどに(笑)
このコクのあるトマトソースは太目のパスタと相性が良いです。
リガトーニというペンネよりももう少し大きい筒状のパスタを使います。
上には素揚げした茄子。

さらに、リコッタをオーブンで焼いて水分を飛ばしてから
パルメザンチーズを加えた自家製のリコッタチーズも
仕上げに振り掛けます。

かなり
イタリアの味に近くなりました。
『カーチョ エ ペペ』と並んで私が最も好きなパスタです。
いや最近は『アッラ ノルマ』の方が食べたかったかな。
というのも
『アッラ ノルマ』は日本で再現できないと思っていたので
イタリアでは必死になって食べていました(笑)。
しかし
今回でまた順位が変わったかな?
そのくらいの完成度ですよ。

トマトソース好きは絶対に見逃せないですよ!

<デザート>
・栗のパウンドケーキ ヨーグルトのジェラート

ごろっと3つ入れて焼いたケーキ。
ヨーグルトのジェラートを添えます。
来月の9/9(日)のくすぶり市でも販売予定です。
あの『栗とそば粉のケーキ』を使ったデザートです。
やはり『栗』のケーキは人気ですね。

試食の話。
普通に焼いても栗のケーキは不味くはなりにくい。
しかし、試食の相手は稲月シェフと奥野シェフ(難波店)の2人が・・・
80点ほどで許してくれるはずも無く・・・

いつもながら、心の中では「充分美味しいけどな・・・もうええんちゃうん?」と思いながら
何週間も続き、月をまたいで
結果、数ヶ月も掛かりました(笑)

でもね、心の中にとどめて、試食に付き合っていたのは
とにかく、スタッフ皆がおもしろそう!
私が一番楽しんでましたが(笑)
そして、いつも創造をはるかに超える商品が完成する。
その一期一会の瞬間に立ち会える素晴らしさを
毎週、毎日の試食で、私が一番楽しませていただいています。

今回の驚きは、栗のケーキにそば粉を加えて
素朴なのに奥深い味わいに仕上がっています。
繊細な表現なので、解りにくい感覚かもしれません。
しかし、たとえ少数派であったとしても
この感覚がわかっていただける方がいれば
そこはこだわっていきたいところです。

そんな、栗のケーキには、柔らかな酸味のヨーグルトのジェラートを合わせます。
仕上げには赤ワインのソース。
素晴らしい仕上がりです。強くお薦めさせていただきます。