’19.4/5(金)から4/7(日)のディナーメニューです

<前菜>** 桜のデザート。セロリのパスタ。 **
・ブリのソテー 白菜のサラダ フェンネルの香り ¥1,600

・モルタデッラハムとさつまいものブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・ホタテとセロリのアーリオ・オーリオスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・糸よりのグリル 海藻バターソース ¥1,600

<肉のメイン>
・和牛肩ロース肉のステーキ パセリのソース ¥1,800

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・林檎のジェラート ¥350

・コーヒーのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・桜と酒粕のパウンドケーキ カンパリのグラニタ(会員限定) ¥750

<3日間限定のドリンク>
・イチゴオレンジのジュース(限定10杯)  各¥550
・苺ミルクのジュース(限定10杯)
・ピーチビア
・レモンビア
・青りんごビア
・カシスビア
・美瑛産トマトジュースのレッドアイ

・自家製シロップのレモンソーダ(ノンアルコール) ¥400

<前菜>
・ブリのソテー 白菜のサラダ フェンネルの香り

脂がのったブリを軽くソテーして
ドライトマトとアンチョビのソースで食べてもらいます。
付け合せは白菜のサラダです。

包丁を入れると中は半生。
切り面は脂でキラキラ。
そこに
白ワイン・ドライトマト・ケッパー・アンチョビを加えたソースをかけます。

隣には
白菜がメインのミックスサラダ。
役不足では?と思いきや・・・。
まだ葉っぱの中心の部分も
肉厚は薄く大きくなる前の小さめの白菜。
厚めの千切りでシャリッとした食感は残す。
みずみずしくて
歯ざわりも良く、
生で食すには◎。
さすが何倍もある普通の大きさの白菜より高いだけのことはある(笑)。

ローマの市場で買ってきた
フェンネルの種と自家製のヨーグルトで和えます。

この白菜だけでもワインが飲めます。

しかも、
ブリと一緒に食べると、
ブリの脂が上品に感じましたね。
新鮮なブリとはいえ、
芳醇な脂の部分に青魚特有クセは若干ですがありますね。
しかし、
ヨーグルトの優しい酸味と
フェンネルの独特の香りが
上手くブリのクセの部分のみを消されています。

ビネガー(酢)を使わなかった稲月シェフ。なるほど!
『ブリ』を堪能してください。

<パスタ>
・ホタテとセロリのアーリオ・オーリオスパゲティ

ホタテとセロリ。
さらに
西洋ネギのペーストを加えたパスタ。

主役はホタテではなく
なんと『セロリ』のパスタ。

セロリって
旨いですよね。
野菜の中では個性的な味のセロリ

同じく
旨味も甘味も独特の強い個性のある
ホタテを合わせます。

セロリはホタテに
負けてないどころか
甘味・香り・苦味が
十分に引き出されていて美味しい。
それは
ホタテの甘味と強いコクの成せる技でしょうな。

一方で
セロリの苦味がホタテの甘味をより・・・とも言える。
そして、
甘味がたつことで
ホタテのコクもよく感じられます。

卵が先か鶏が先か・・・

これが相乗効果なんでしょうね。

さらに
西洋ネギのペーストの甘味と風味が

ホタテとセロリのクセを
やわらげられています。

食べた後は
甘いパスタやな・・とは
全く感じませんでした。

むしろ
複数の甘味によって
食材のコクやパスタの下味の塩分まで
感じられる。

麺の小麦の味まで美味しく食べていただけますよ。

<デザート>
・桜と酒粕のパウンドケーキ カンパリのグラニタ

桜の満開が近いですね。

最近、くえろで流行っているパウンドケーキ。
販売してもあっという間に完売で
お客様も作っている稲月シェフもびっくり!
最も驚いているのは私です(笑)

さて
今回の桜のケーキ。

桜の花は味よりも香りと色目です。
しかしながら
塩漬けされている塩分を上手く利用するところは
さすが稲月シェフ。

旨いんですよ。

影に隠れていますが
酒粕が素晴らしい。

甘い香りに強いコク。

このケーキを食べて
春を感じるのは日本人の特権ですね(笑)

酒粕の甘味とコク
桜の花びらの優しい塩っ気。

そこに
切れ味の良い苦味が特徴のカンパリのグラニタ(氷を削ったもの)。

甘味とコク、塩っ気、苦味
デザートというか
甘い料理のようです。

白ワインを飲みながら食べるのもいいですね。