<前菜>** 金曜のディナー営業は最後です **
・和牛もも肉のカルパッチョ はらんきょう(スモモ)のサラダ ¥1,600
<パスタ>
・スパゲティ 剣先イカのジェノベーゼソース ¥1,600
<魚のメイン>
・太刀魚のソテー とうもろこしの挟み焼き ¥1,600
<肉のメイン>
・豚フィレ肉と生ハムのグリル プルーンソース ¥1,600
<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250
・オレンジキャラメルのジェラート ¥350
・レモンのソルベ ¥350
・ジェラート2種盛り ¥550
・ナッツのセミフレッドと桜のパウンドケーキ(会員限定)¥750
<3日間限定のドリンク>
◎モレッティー(限定12本) 各¥550
・イチゴオレンジのジュース(限定10杯)
・苺ミルクのジュース(限定10杯)
・レモンビア ・青りんごビア ・カシスビア
◎美瑛産トマトジュースのレッドアイ
◎ベルモットグレープフルーツ(おすすめ!)
◎白ワインとパインのサングリア(新作)
・白ワインと桃のサングリア
・白ワインとレモンのサングリア
・赤ワインとマンゴーとオレンジのサングリア 各¥550
◎美瑛産のミニトマトとトマトのジュース ¥500
・パイナップルのジュース ¥400
・マンダリンオレンジのジュース ¥400(限定10杯)
<前菜>
・和牛もも肉のカルパッチョ はらんきょう(スモモ)のサラダ
ローストビーフにした和牛のもも肉を
サラダ仕立てにしました。
はらんきょうという
野生のスモモを使って
サラダ仕立てにします。
カルパッチョって元々は肉なんですよね!知ってました?
それを日本人のコックが日本人の口に合うようにと
魚でアレンジしたのが始まりらしいです。
でも、魚のカルパッチョが広がったのは
それだけではないと思います
そもそも、生の肉を食べる習慣がないし
生ギモ、生ユッケが禁止になった昨今の事情もあるでしょうね。
それにしても、東京の有名なコックさんですが
素晴らしいと思います。
イタリアでは生の肉のカルパッチョが出てきて
バクつきながら
ガブつきながら
喰って飲んでしてほしいんですが・・・
そんな
私の気持ちを稲月シェフが上手に形にしてくれましたね。
ローズマリーとニンニクでマリネしたローストビーフ。
西洋わさびのソースで食べていただきます。
いつも
肉のメイン料理で
魅惑的な肉料理を提案するんですが
今回は前菜です。
一部のコースを除いて
今週の前菜料理は
ほぼ全てのコースに入っています。
多くのお客様に楽しんでもらいたいですね。
<パスタ>
・スパゲティ 剣先イカのジェノベーゼソース
剣先イカのジェノベーゼソース。
緑色のソースのパスタ。
仕上げにミニトマトを。
甘みが多く柔らかい
旬の剣先イカを使います。
味の濃いのはスルメイカですよね。
剣先は甘みが特徴的。
そして、身が柔らかい。
刺し身で食べられる剣先イカを
あえて、加熱してパスタにする贅沢さ。
そして柔らかい甘みに
ジェノベーゼのバジルのソースを加えると
消えてしまうと思うんですが・・・
食べてみると
違うんですね。
美味しいんです。
甘いんです。
イカの主張もしっかりあるんです。
剣先イカの旨味の引き立て方。
瓶をパカっと空けるのではなく
ミキサーを回して
ちゃんと作ったジェノベーゼソース。
剣先イカのペペロンチーノ
そこに、ジェノベーゼソースを加えて仕上げる。
それでも
剣先イカの優しい甘みがしっかり感じられる。
なかなかの技術の詰まったパスタですね。
<デザート>
・ナッツのセミフレッドと桜のパウンドケーキ
ナッツをキャラメリーゼしたプラリネを使った、
半分凍ったムースです。
甘く芳ばしい香りとコクが
いつまでも口の中を楽しませてくれます。
そこに
爽やかな酸味が良いグレープフルーツと
生の巨峰を合わせる。
上には
今回の桜のケーキ。
桜の花は味よりも香りと色目です。
しかしながら
塩漬けされている塩分を上手く利用するところは
さすが稲月シェフ。
旨いんですよ。
影に隠れていますが
酒粕が素晴らしい。
甘い香りに強いコク。
このケーキを食べて
春を感じるのは日本人の特権ですね(笑)
酒粕の甘味とコク
桜の花びらの優しい塩っ気。
セミフレッドに
ケーキを合わせて
生のフルーツとともに。
美味しいですよ!