‘11.11/1(火)から11/6(日)の旬のメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ(30食限定)

<パスタ>
・牛肉と豚肉のラグーと南瓜のタリアッテッレ

<メイン>
・鰤(ぶり)の照り焼き風 南瓜のクレーマと共に

<デザート>
・パンナコッタ ラズベリーのソース

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは牛のミルクで作ったもの。
水牛のモッツァレラチーズはもっとやわらかく白身魚のような食感です。

イタリアでも観光客の多いメインストリート沿いでは
牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、店内にはイタリア人しかいない、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ます。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズがでます。

牛のモッツァレラチーズが出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。

是非、食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
実は初めてですね。
理由は水牛のモッツァレラチーズと生ハムでは値段が・・・。
くえろのガッツリの量で¥1575は難しくて・・・(笑)
今回は仕入先の在庫調整で
モッツァレラチーズが通常の2/3の価格で入荷したために実現。
なかなかないことですよ!

14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて
想像するだけでワインが飲みたくなりますね。
かなりお薦めな前菜です。

そんなこんなな理由で30食限定です。お見逃しなく!

<パスタ>
・牛肉と豚肉のラグーと南瓜のタリアッテッレ

11/1(火)から始まる今週の旬のメニューのテーマは『ハロウィンの余韻』
簡単に言えば余った南瓜で・・・
いやいや、偶然に美瑛から美味しい南瓜が届いたので、パスタとメインに使います。

南瓜のパスタ?と思いませんか?
私はこのパスタを食べるまでは美味しいと思ったことがありませんでした。
南瓜は一般的にパスタに合わせにくい食材です。

しかし、今回は牛肉と豚肉のラグーに合わせてみました。

牛肉と豚肉を? そうなんですよ!

豚だけだと脂っぽくて重い。南瓜も重いですからより重く感じますね。
牛肉だけだと少し獣くさい。
(もともと牛肉は臭いです。だから赤ワインで煮るのですね)
南瓜の土の香りは獣臭を積極的には消してくれない。

豚肉のコク。
牛肉の甘み。

それぞれの肉の特徴が上手く作用し合う絶妙なバランスで合わせてやると
互いの良い特徴が引き立てられます。

合挽きのハンバーグが美味しいのはこういうことか・・・と
改めて気づきましたね。

そんなラグーソースは
豚肉と牛肉をトマトを含めた数種類の野菜で長時間炊いています。
あとで加える南瓜の甘みを感じて欲しいので、
ラグーのソースはやや気持あっさりに仕上げています。

しかしながら
あっさりとはいえラグーです。
美味しい美瑛産の南瓜とはいえ、そのままでは存在感が・・・

そこで
水分の少ないポロポロした栗系の南瓜を
オーブンで焼いてより甘みとコクを引き出しています。

ガツンとしたラグー好き、肉好きの方から
野菜が好きな方まで楽しめる味に仕上がっています。

主役はそれぞれ異なるのでしょうが・・・(笑)

攻めた味付けにもかかわらず、広い範囲の方が楽しめるパスタに仕上がっています。
良く出来ていると感じました。
隙がないですよ。
強くお薦めいたします。
ラグーと南瓜

<メイン>
・鰤(ぶり)の照り焼き風 南瓜のクレーマと共に

鰤は粉をうって焼きます。
鰤の焼き加減が全て。

脂がのった身に火を入れるのですが、
火を入れすぎないように。
しかし
バルサミコ酢と赤ワインのソースを馴染ませなければならない。
職人の技。
家庭の焼き加減と違う点と感じて欲しいです。

そんな脂がのった鰤に
南瓜のクレーマをあわせます。

南瓜にはクミンを入れます。

南瓜の甘みとクミンの香りがこんなに鰤に合うのか?
驚きました。

さらに
ソテーして添えたミョウガのビリビリ感。

鰤の脂っぽさを和らげ、最後まで飽きずに鰤を食べられますね。

そんな鰤と南瓜がしっかりとした味。

対して
ソテーしたオクラの食感。

チンゲン菜とシャリシャリ感。

ほっとしますね。
口休めにしてください。

鰤は美味しいです。
やっぱり旬だな!

そして旬の野菜たち。
旬を感じてください。

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