バニラとみかんのパンデピス

パンデピスとは香辛料が入ったパン。

香辛料は
ナツメグ、シナモン、オールスパイス、生姜などが入っています。

そして、パンといってもケーキのような仕上がり。

さらに
今回はグラハム粉という全粒粉よりもまだザラザラした粗引きの粉を使用。

プチプチした食感がたまりません。

全粒粉のような
田舎臭い粗引きな小麦の食感が好きな方は
たまらないみたいです。

奥野シェフや稲月シェフは
大絶賛でした。
「これうめー!」の連呼。
傍で聞いていてウソ臭いほどの絶賛。

そんな
パンデピスに和泉市産の温州みかんとバニラのジェラートを合わせます。

特に
生産者は私のお気に入りの和泉市のOさん。

もう5年くらいになりますかね。
毎年、外さないんですよ。

しかも
缶詰?と勘違いするほど甘い。
酸味が少ない。
生のままで食べるには
物足りない方も多いかもしれませんね。
私はこの甘さが大好きなんですが・・・

しかし
今回のパンデピスにあわせて
しかも
バニラのジェラートでしょ!

パンデピスのやや乾いた食感が私は苦手。
なので
みかんやジェラートの水分があって調度良い。

みかんの自然の甘味がパンデピスの香辛料によく合うしね。

そして
生のままでみかんを食べていたときは
酸味はあんまり無いなと思っていたのですが
バニラのジェラートに合わせると
酸味を感じるんですね。

それも
良い具合に。

そんなこんなで
田舎臭い荒削りなパンデピスの最も美味しい食べ方だと思いましたね。

爽やかな柑橘系の酸味と濃厚なジェラートのコク。
そして
適度な水分(笑)

これらの条件が揃ったときに限り
美味しいと感じますね。

実は始めの試食の時に
パンデピスのみを食べたんですが
もそもそで・・・

シェフ達はテンションが上げ上げ。
私だけ無言でした。

しかし
数回の試食で
パンデピスから最も遠いであろう私でさえも
「美味しい!」とはっきり感じられるデザートに仕上がっています。

あんまり無い感じの紹介の仕方ですが
全部、正直に解説してみました。

広く皆さんに楽しんでいただけるデザートだと
自信をもってお薦めさせていただきます。

パンデピス

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