‘12.3/6(火)から3/11(日)の旬のメニューです

<前菜>
・エビとレンコンのサラダ                     ¥1,575

<パスタ>
・鯛と菜の花と自家製カラスミのスパゲティ          ¥1,680

<メイン>
・カレイのムニエル キノコのソテー ジャガイモのピューレ ¥1,575

<デザート>
・オレンジのプリン                         ¥472

<前菜>
・エビとレンコンのサラダ

エビとレンコンのサラダ

エビ・レンコン・自家製ベーコン・生ハムをソテーして
生野菜にのせたサラダ。

久々の奥野シェフの前菜。
自家製ベーコンのパンチの効いた旨味を含んだ油。
エビの香りと甘味とコクを含んだダシ。

それらのダシを含んだ油を
一緒に焼いてレンコンに吸わせます。

残ったダシ油を生野菜にダーッとかけます。

強いコクのダシ油に負けないように自己主張の強い野菜を揃えました。
セロリ・レタス・玉ねぎ・大根・水菜・人参。
数種類の野菜を加えたサラダ。全て地元の野菜です。
収穫したての新鮮な野菜だからこそ感じられる野菜特有の風味を
舌だけでなく鼻からも感じてほしいですね。

こんなやんちゃな地元の野菜vs色気のある自家製ベーコン
見ごたえある組み合わせですね(笑)
久々のガッツリ系の前菜を堪能してください。

どんなビールでも完全に合います。
あと赤ワインもガンガンいけますよ!

<パスタ>
・鯛と菜の花と自家製からすみのスパゲティ

鯛と菜の花とからすみのスパ

鯛と菜の花。
さらに
菜の花のペーストを加えた緑色が鮮やかなパスタ。
仕上げには自家製のからすみをふりかけます。

主役は鯛ではなくからすみでもなく
なんと『菜の花』です。

野菜の中では個性的な味の菜の花も
鯛・からすみと比較すると影に隠れてしまいますね。

そこで
菜の花そのものだけではなく
ペースト状にして加えることで
甘味・香り・苦味が十分に主張されています。

そこに
鯛の甘味とコクが加わります。
さすがペーストにしただけあって
鯛によく絡んでいます。

菜の花味の鯛。
菜の花の苦味が鯛の甘味。
そして、
甘味がたつことで鯛の身にのった塩味もよく感じられます。

パスタを食べると
鯛の身がよいアクセントに感じられます。

さらに
最後にふりかける自家製のからすみ。

特有の魚臭さは菜の花のペーストによって
やわらげられています。

おろして粉末状のにしていますので
よく絡んでパスタを美味しく食べていただけます。

何より『コク』がすばらしい。
海のチーズのようですね。

今季最後のからすみを堪能してください。
からすみのアップ

<メイン>
・カレイのムニエル キノコのソテー ジャガイモのピューレ

カレイのムニエルをジャガイモとチーズのクレーマで食べていただきます。
冬の野菜のゴボウやキノコのソテーを付け合せます。

名はカレイでも
海底にはいつくばって泥臭いイメージ。

しかしながら、タイム(香草)を使い香りを移しているので、
泥臭さは全く感じません。

ジャガイモとチーズのクレーマは
白身のカレイに良く合うのですが、やや重いです。
しかし
赤ワインとバルサミコ酢のソースとあわせるとなるほどの味!
まさに『酸味』の妙。

そんなコクのあるクレーマと酸味のあるソースには
冬の深い味わいの野菜をあわせます。

香りとコクの強いキノコ達。

土の香りのごぼう。

こんな『カレイ』の食べ方は
初めての方も多いと思います。

カレイの泥臭い香りは
上手くコントロールしてやると深みのある味になりますね。

土の香りのする、
冬の野菜に良く合います。

冬の料理を食べて春を迎える準備をしましょうかね。