‘12.6/19(火)から6/24(日)の旬のメニューです

<前菜>
・ジャコエビとししとうのフリット      ¥1,680

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ           ¥1,680

<メイン>
・イサキのアクアパッツァ仕立て
 そら豆とお米のトルティーノ       ¥1,680

<デザート>
・ライチのヨーグルト ココナッツソース  ¥472

<前菜>
・ジャコエビとししとうのフリット

濃厚な味わいのエビを素揚げしています。

殻が薄いので殻ごと食べられます。

揚げてしまうと
殻は芳ばしくて美味しいですね。

そして
肉厚なししとう。
ほのかな苦味が・・・。

エビのカリッとした食感とともに良いハーモニーが。

思わずビールをグビッといきたくなりますね。

横には、生野菜のサラダ。

下には、
ツナとトマトをミキサーで混ぜたオレンジ色のソースが。

トマトの酸味の中に
かすかに感じる魚の風味がオニオンスライスによくあいます。

芳ばしいエビの揚がった香り。

サラダにはディル。

これらの香りが食欲をそそります。

香草の余韻の中で噛む、エビの殻の食感がたまりません。
ビール、白ワインが放せない前菜ですね。

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ

イカのスミ漬けを熟成させて作った自家製のイカスミソースのスパゲティ。

先々週の金曜日に
イカのワタで塩漬けを作りました。
いつもは1週間なんですが、
今回は2週間ほど熟成させています。
(1週間以上の準備期間を要するために大変なんですが、
 人気のパスタなので頑張ります!)

その墨の塩漬けにトマトソースを混ぜて
イカスミソースを作ります。

イカスミソースは
実はトマトソースなんですよ。

業務用のソースを使用して
あさりなどの具材を入れてアレンジすれば
簡単には出来るんですが・・・

奥野シェフは料理マニアなので、
いちから作らないと気がすまないので・・・

皆さん付き合ってやってください(笑)。

くえろの『イカスミソース』はトマトソースが多めなので、
一般的なイカスミソースよりは色が薄いです。

しかし、
味は濃厚ですよ。
私の説明も濃いですが(笑)。

『くえろのイカスミ』のファンの方、
大変お待たせいたしました。

なんせ
リクエストno1ですから。
私たちの表現したい感覚を感じていただければ幸です。

2週間かかるので、作り足せません。
しかし、
慌てなくても大丈夫です。と言いたいのですが、
今回は45食くらいなので
若干、急ぎ気味でお願いいたします。

とりあえず、イカスミをすすってください。
そして
喉を鳴らしながら白ワイン、ビールで流し込む。
最高ですよ!

<メイン>
・イサキのアクアパッツァ仕立て
 そら豆とお米のトルティーノ

イサキの身は白身で、鯛よりも柔らかくて脂肪が多いです。

アクアパッツァとは
魚介類を水で煮込んだ料理。

そんな脂の乗った『イサキ』のアラも無駄にしません。
アラでとったダシを加えて炊きます。

浅く炊いたイサキは身が崩れることなく。
身の隙間にアラのダシが良く吸っています。

そこに
ミニトマトのソースを加えます。
やわらかな酸味とコクがアクセントに。

横には
そら豆とお米のトルティーノが。

トルティーノとは
小さいタルトという意味。

卵と生クリームを入れてオーブンで焼いたもの。

お米を使っているので
リゾットのようにも感じますが・・・
美味しいですよ。

鮮やかな黄緑色のそら豆。
食感、香りがよいです。
さらに
パルメザンチーズがワインを誘いますね。

前回、トルティーノだけ腹いっぱい食べたい!という声も多かったです。

そんなパンチのあるトルティーノに
イサキのアラのダシ。
目をつぶりたくなるホッとする安心感のあるスープ。

そして
脂の乗ったイサキ。

軽めのキャンティの赤ワインが欲しくなりましたね。