’12.8/13(月)から8/15(水)の旬のメニューです

13日(月)は晩の営業をいたします。

<前菜>
・エビとレンコンのサラダ               ¥1,680

<パスタ>
・グァンチャーレのアマトリチャーナスパゲティ   ¥1,680

<メイン>
・和牛モモ肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース ¥1,890

<デザート>
・パンナコッタ ラズベリーのソース

<前菜>
・エビとレンコンのサラダ

数種類の生野菜のサラダに
エビとレンコンと生ハムの切り落としをソテーして
旨味の含んだ脂ごとドレッシングのようにかけて食べるサラダ。

久々の奥野シェフの前菜。
生ハムの切り落としを刻んでソテーした
上品な旨みの強いコクのある油。
そして
エビの香りと甘味とコクを含んだダシ。

それらのダシを含んだ油を一緒に焼いてレンコンに吸わせます。

残ったダシ油を生野菜にダーッとかけます。

強いコクのダシ油に負けないように
自己主張の強い野菜を揃えました。
セロリ・レタス・玉ねぎ・大根・人参。
数種類の野菜を加えたサラダ。

収穫したての新鮮な野菜だからこそ感じられる野菜特有の風味を
舌だけでなく鼻からも感じてほしいですね。

こんなやんちゃな地元の野菜vs色気のある生ハムの切り落とし
見ごたえある組み合わせですね(笑)

久々のガッツリ系の前菜を堪能してください。

どんなビールでも完全に合います。

あと赤ワインもガンガンいけますよ!

<パスタ>
・グァンチャーレのアマトリチャーナスパゲティ

豚の頬肉のベーコンのトマトソース。

アマトリチャーナは
パンチェッタ、
その中でも豚の頬肉で作った『グァンチャーレ』という生のベーコンを使い、
仕上げに
ペコリーノチーズをかけるパスタです。

しかしながら、
今年もローマに行きましたが、
グァンチャーレでなく普通のパンチェッタを使い、
ペコリーノチーズではなくパルミジャーノを使ったパスタも
アマトリチャーナとして出てきました。

つまり
時代の流れの中で
アマトリチャーナの枠が広がっているでしょうね。

くえろの定番のアマトリチャーナは
自家製のベーコンを使いパルメザンチーズをかけて仕上げます。
つまり
現在のローマでよく食べられているアマトリチャーナ。

なかなか
グァンチャーレが手に入らないんですよね。

少量が入荷した時は
メール会員さん限定の提供でした

しかし、今週は13日(月)から15日(水)の3日間の営業。
また、大きいグァンチャーレが入荷いたしました。

なので、
今回は珍しく旬のメニューとして
一般のお客様にも提案させていただきます。

現地の大衆的なレストラン(トラットリア)を目指す当店にとっては
避けて通れないパスタです。

とにかく
本場で食べる味と全く同じ味に仕上がっています。

イタリアに帰りたい方、イタリアにまた行きたい方、イタリアに行ってみたい方、
とにかくイタリアに興味のある方だけ注文してください。

今週はイタリア好きの方と
グァンチャーレのアマトリチャーナを通じて
イタリア料理の起源に少し迫れたら嬉しいです。

<メイン>
・和牛モモ肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース

脂肪分が少ない赤身のモモ肉に
濃厚なゴルゴンゾーラチーズのソースで脂肪分を足すステーキ。

仕入先の協力もあって国産牛肉が手頃な値段で入荷。

モモ肉って筋っぽくて硬いイメージがありませんか?

しかし、美味しい肉は、そうでもないんですね。

モモの赤身がイタリアっぽいんです。
つまり
脂の味で食べる日本のステーキではなく、
赤身の味。肉臭さ。なんというか草のような香りがする・・・
肉の本来の味を感じていただけますね。

牛の育った環境が想像できますよ。

そんなシンプルなステーキには
熟成のすすんだゴルゴンゾーラチーズのソースを付けて食べていただきます。

赤身の肉に脂肪分を足してやるんですね。
たまりませんよ!

肉を焼くには繊細な技術が必要です。

目を離せないので、シェフが1人では難しいです。

奥野シェフがパスタをして、稲月シェフがメインを仕上げる。
役割分担が必要。

稲月シェフはシエナ・フィレンツェという肉料理が有名なトスカーナで計7年修行。

肉を焼く技術は素晴らしく、美味しく焼きますよ。

食材の説明も大切ですが、
稲月シェフの焼く技術の方も感じていただきたいですね。