2005年夏
ローマで手長エビのリゾットを食べた。
一緒に連れて行った親父が「美味しい」と連呼して
おかわりを繰り返した。
6人で食べていたのだが
4回目のおかわりで
「もう無いよ」と言われた。
その時にテーブルを担当していたおっちゃんを
親父が「岡村」と呼びだした。
ナイナイの岡村に似ていた。
岡村と呼ばれておっちゃんも嬉しそうだった(誰だかわかっていないだだろうが・・・)。
エビのソースは濃い。
だからといって薄めるわけにもいかない・・・
今回の『赤エビとパプリカとリコッタチーズのスパゲティ』のソースは
リコッタチーズで酸味を足して食べやすくしています。
私は旨味が強すぎると口が痛くなるんですよ。
ボンゴレでもロッソよりもビアンコの方が好きです(ロッソは赤。つまりトマト入り。ビアンコは白。トマト無し)。
今回の試食で「親父好きそうやな」と
昨年に他界した親父を思い出してしまいました。
奥野シェフが作るエビのソースが大好きでした。
エビのパスタの際はかかさず店に訪れて
カウンター越しに
毎回、奥野シェフと
ローマの岡村の話をしていた。
単純でわかりやすい味覚を持っていた親父も大好きだったパスタ。
全く難しくないわかりやすい味ですよ!
お薦めさせていただきます。
こちらは若干プライベートに近いです。
よかったら見てください。
堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田