ピスタチオのクリームが印象的なデザート。
あのー
まず、ぺロっと舐めてみたんです。
あんまり甘くないんですよ。
甘さ控えめで。
何で?と思ったんですが
中からチョコのムースが出てきました。
なるほど!
しかし、甘いチョコのムースに
甘さを控えたピスタチオのクリーム?
負けるんじゃないのか?と思っていたんですが
一緒に食べるとね。
ピスタチオのナッツ特有の風味が香るんです。
その後にチョコの甘味が・・・
一般的には、チョコにナッツが入っていてね
チョコの甘味の後にナッツを噛むと
ナッツの風味の余韻で、
チョコがしつこくなく食べられるんです。
これが一般的なチョコとナッツの関係。
今回は
まず、ピスタチオ。
固形のムースよりも
クリームなんで先に風味が感じます。
甘さを控えているんで
ピスタチオのナッツの風味がより感じます。
追っかけるように
チョコの甘味が・・・
この時間差が最高に良いです。
しかし
後味は甘いです。
そこで
真紅のカシスのソルベを口に運ぶと
爽やかな酸味が舌を突き抜けます。
スパーッとした感じでリセットしてくれます。
また、チョコのムースを食べたくなるほどに・・・
無限ループですわ(笑)
途中にチョコでコーティングした大豆をカリッと噛むと
食感と香りが口休めになります。
意図的に休めないと永遠に続いてしまいそうで・・・
止まらないんですよ(笑)。
今回は
新しいパティシエの新作のデザートです。
バレンタイン=愛=宇宙
ということで
『宇宙』がテーマのデザート。
どういう意味やねん!
と、思っていたのですが、
盛り付けを見ると
なるほど!と感じました。
チョコレートのムースにかかるピスタチオのクリームが
私達の地球のようで、
横のカシスのソルベは惑星?
チョコ大豆は隕石?
楕円を描くようにチョコのソースを・・・
良く考えられています。
テーマも・・・
しかし
私はこのピスタチオのクリームを甘くなく仕上げて
チョコに合わせてきて
カシスで口休め・・・
ここが最も関心いたしました。