今月限定のパスタメニュー

来月から定番メニューを
さらにマイナーチェンジをすることに決まりました。

どれが無くなって
どれの味が変わるのか・・・

それは確定次第にお知らせさせていただきます。

お客様の要望はできるだけ伝えました。
それを踏まえた上で
奥野シェフが作りたいパスタをすることになりました。

もう半分が過ぎました。
残りわずかですが
少しでも多くのお客様に楽しんでいただければ嬉しいですね。

昨晩も常連さんが
友達を連れてきてくれて
いつもよりも多くの人数で
いつもよりも多くのパスタをシェアする。

お口に合わないパスタはあるかもしれませんが
不味いパスタはないと思います。

どれも旬のパスタで支持をいただいたパスタばかりですから。

・自家製イカナゴと茄子とイカのトマトソース
自家製イカナゴと茄子とイカのトマトソース

奥野シェフの一押しのパスタ。
一昨年に仕込んだ2年ものの自家製イカナゴの唐辛子漬け(ロサマリーナ)。

そのロサマリーナをベースに作った魚介のトマトソースです。

とにかく濃厚です。

長期に熟された旨味によって
口当たりが軟らかく感じる辛味がパスタの小麦の甘味を引き立ててくれています。

過去には何回も熟成させていますが
途中で腐ってしまったり、
上手にできても完売してしまったり・・・
などあって、これだけの多くの量の2歳のイカナゴが揃ったことはないですね。

1ヶ月限定ですが
定番メニューに加えさせていただきます。

・自家製キタッラのアラビアータ
自家製キタッラのアラビアータ

飯田の一押しのパスタ。
ローマのオッタビアーノ駅(バチカンの最寄の地下鉄の駅)。

そこにあるトラットリアで食べたアラビアータの再現。

改めて、「トマトソースって美味しいなぁ!!」と思いまして、
あえてシンプルなアラビアータソースをリクエストしました。

ソースは、シンプルにトマト、にんにく、唐辛子のみで作ります。
現地で食べたアラビアータは結構唐辛子が効いてたので
現地レシピに従って作りました。
辛いものが苦手な方は、ちょっとキビシイかもしれません。。。

パンチの効いたソースにはパンチの効いた麺”キタッラ”を合わせます。
麺は太く存在感はバッチリ!
見かけはまるでうどんのようですが、口に運ぶとイタリアンに変身しますよ。

びっくりしたのは
このパスタ専用にトマトソースを仕込むし
原料となるホールトマトも違うものを使っています。

「トマトソースって美味しいなぁ!!」と言いませんか?

・グリーチャ(生ハムとパルメザンチーズのソース)
グリーチャ

稲月シェフの一押し。
生ハムとパルメザンチーズのみのシンプルなパスタ。

14ヶ月熟成のパルマ産の生ハムを2枚使って
おろしたての2年熟成のパルメザンチーズを大量にふりかける。

これが最もイタリアを感じられる味かもしれませんね。

そして、くえろっぽい味だと思います。

・自家製ベーコンのカルボナーラ
自家製ベーコンのカルボナーラ

お客様からリクエストの多いパスタ。

栗のカルボナーラの時のみの登場だったんですが
2ヶ月半熟成させた自家製のパンチェッタを使ったカルボナーラ。

2ヶ月半待たされた濃厚な脂が
フライパンにのせると待ってましたとばかり弾けるように溢れ出てきます。

そんな濃厚な脂と卵黄と2年熟成のパルメザンチーズが交わると
そら濃厚なソースに仕上がります。

特にカルボナーラ好きの方には想像した通りの味だと思います。

・桜えびと菜の花のペペロンチーノ
桜えびと菜の花のペペロンチーノ

一部のお客様から桜えびのペペロンチーノを残して欲しいとの声が多かったです。

そこで
私が無理やりねじ込んだパスタです。

加熱して高温になったアルミのフライパンに
オリーブオイルとニンニクを。
そこに桜えびを加えると揚がるように火が通り、
芳ばしい桜えびオイルが仕上がります。

その美味しいオイルでパスタをからめるだけのパスタです。

・自家製からすみとあさりとズッキーニのパスタ
自家製からすみとあさりとズッキーニ

常連さんの強いリクエスト。

奥野「数が足らんって」

飯田「限定でいいから」

奥野「・・・無くなったら終わりやで・・・」

と渋々了承してくれたパスタ。

味の構成は単純。

ボンゴレ ビアンコに自家製からすみを
大量にふりかけただけのパスタ。

数に限りがありますし
特に食べたい方のみに提案させていただきます。

・あさりと青じそのジェノベーゼ
あさりと青しそのジェノベーゼ

女性に1番人気のパスタ。

多くのお客様から支持をいただいています。

青しそを10枚くらい使ってペーストをつくっています。

あっさりとしたパスタを食べたい方はお薦めです。

・ゴルゴンゾーラソース
ゴルゴンゾーラスパゲティ

ゴルゴンゾーラペンネ

濃厚なゴルゴンゾーラチーズを使ったパスタ。

毎回、これしか食べないお客様も多いです。

くえろのメールマガジンは
ゴルゴンゾーラの熟成度合いを教えて欲しいというのが始まり。

それほど
中毒性があります。

このゴルゴンゾーラは素晴らしいです。
イタリアで食べるよりも美味しいと感じます。

それほど良質のゴルゴンゾーラ。

と威張っても・・・

仕入先が良いゴルゴンゾーラを輸入してくれているだけですが・・・

少量ではおろしてくれません。
ホールで買っています。

こんな小さなお店でも仕入れられるのは
多くのお客様の支持をいただいているからです。

こんな相思相愛のパスタ。
定番メニューからは外せませんよ。