’13.4/16(火)から4/21(日)の旬のメニューです

<前菜>
・ホタルイカのライスサラダ                      ¥1,680

・じゃこえびのブルスケッタ (会員限定)              ¥525 

<パスタ>
・アスパラガスとミニトマトと自家製リコッタチーズのスパゲティ ¥1,680

<メイン>
・和牛モモ肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース          ¥1,890

<デザート>
・レモンのジェラート  ・バニラのジェラート             各¥367

・ホワイトチョコとヨーグルトのケーキ 
   ヨーグルトのジェラート ラズベリーのソース (会員限定)  ¥787

<前菜>
・ホタルイカのライスサラダ

トマトジュースで炊いたお米のサラダに
自家製しらすの唐辛子漬けで味付けしたホタルイカをのせています。
ホタルイカと数種類の香草とともにご飯を食べてください。

パスタを主食とするイタリアではお米は野菜に部類されます。
そのお米を使ったサラダです。

サラダというだけあって多くの食材が入っています。

トマトジュースでお米を炊きます。
うすいえんどう、セロリを加えます。

さらに、
ンドゥイヤ(豚肉の唐辛子漬け)と
昨春に仕込んだ自家製しらす漬け(ロサマリーナ)でホタルイカを和えます。

上には、
ディル・イタリアンパセリ・クレソン・チャービル・トレビスが・・・
これらの香味野菜とピリッとしたホタルイカの相性が良いです。

そして、
それらは酸味があるトマト風味のライスに良く合います。
うすいえんどうを噛むと香味野菜とは異なる香りが、
香りに厚みを感じます。

少量のセロリが多くの食材をまとめ上げて、全体の味を引き締めています。
一言で言えば『鼻から味わえる前菜』ですかね。
ワインに良く合いますよ!
ホタルイカのライスサラダ
<パスタ>
・アスパラガスとミニトマトと自家製リコッタチーズのスパゲティ

アスパラガスとミニトマトと自家製リコッタチーズ
仕上げにパルメザンチーズのスパゲティ。

この時期どこでもやっている、何の珍しさも無いパスタ(笑)。
素材とバランスのみ。

簡単に言えば、たまにはベタなパスタを作ってみました(笑)。
もちろん、
奥野シェフが作るので、
『らしさ』はあちらこちらにでていますが・・・。

アスパラガスの皮を剥くでしょ。
そのゴミのような皮でダシをとります(貧乏臭いですが、笑)。
そのアスパラガスの風味がつまったダシをパスタの仕上げに使うんです。

茹で上がったパスタをソースにからめる際にパスタの茹で汁を加えながら
フライパンを振ってからめていきます。
その茹で汁の代わりにアスパラのダシを・・・
よだれが出てきませんか?(笑)

そこに、ミニトマトの酸味とコク。
自家製のリコッタチーズの酸味とまろやかさ。
仕上げに、パルメザンチーズ。

フルーツのような香りとコクが全体の味を引き締めています。

試食は1発で決まりました。
この組み合わせで、まずくなるはず無いですもんね。

そうなんです。
このパスタは平均点が出やすいです。

でもね。
そこそこ、美味しいだろうな・・・と味の想像が出来てしまうものの、
「これは素晴らしい!」と感嘆までいきにくいパスタ。

それでも
今回の試食でO.Kが出たのは・・・
そういうことです。お薦めなんですよ(笑)

自家製のリコッタチーズのクリーミーさがベースです。
そこに、長期熟成でカッチカチのパルメザンチーズを
おろしたてを振り掛けます。
フルーツは入っていないんですけどね。
パルメザンチーズもアスパラガスもミニトマトも
『フルーティー』なんですわ。

一般受けもするし、舌の肥えた常連さんも唸らせる味に仕上がっていますよ!
アスパラとミニトマトと自家製リコッタのパスタ
<メイン>
・和牛モモ肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース

脂肪分が少ない赤身のモモ肉に
濃厚なゴルゴンゾーラチーズのソースで脂肪分を足すステーキ。

仕入先の協力もあって国産牛肉が手頃な値段で入荷。

モモ肉って筋っぽくて硬いイメージがありませんか?

しかし、美味しい肉は、そうでもないんですね。

モモの赤身がイタリアっぽいんです。
つまり
脂の味で食べる日本のステーキではなく、
赤身の味。肉臭さ。なんというか草のような香りがする・・・
肉の本来の味を感じていただけますね。

牛の育った環境が想像できますよ。

そんなシンプルなステーキには
熟成のすすんだゴルゴンゾーラチーズのソースを付けて食べていただきます。

赤身の肉に脂肪分を足してやるんですね。
たまりませんよ!

肉を焼くには繊細な技術が必要です。

目を離せないので、シェフが1人では難しいです。

奥野シェフがパスタをして、稲月シェフがメインを仕上げる。
役割分担が必要。

稲月シェフはシエナ・フィレンツェという肉料理が有名なトスカーナで計7年修行。

肉を焼く技術は素晴らしく、美味しく焼きますよ。

食材の説明も大切ですが、
稲月シェフの焼く技術の方も感じていただきたいですね。
和牛モモ肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース.