ある日、濱田さんが鍋に手を突っ込んで何やらやってます。
「何してるんですか?」
「梅と戯れてます。」
「戯れる。。。はぁ。。。」
「自然落下した完熟梅を知り合いの梅農家さんから頂いたんですよ。」
「その匂いですか!めっちゃいい匂いしてますね。」
「はい。熱っっ!!」
「どうしました?」
「梅の実を湯剝きして、一つづつ種から実を外してるんですがまだ中が熱いのがあって、、、やられました。」
「火傷しないでくださいね。
それで、鍋に手を突っ込んでるんですね。」
「はい。ところで、完熟梅って食べたことありますか?」
「ないですけど、、、なかなか地道な作業してますね。」
「生の完熟梅、良かったら食べてみます?スーパーで見かけるのはほとんどが青梅ですから、なかなか珍しいですよ。
私は結構好きですけど、他の人はどうかわかりませんが。」
「頂きます!是非に!」
「そこにあるの食べてみてください。」
「ありがとうございます!」
ムシャムシャ。
「皮は結構酸味がきついですね。梅干しの風味がしました。
実は、杏子の様な感じ。でも、バナナの様なトロピカルな味もしますね。」
「皮も食べたんですか?私は食べません。
これでデザート作ったら美味しんですよ!
とりあえず、梅は完熟してるので痛む前に一旦ジャムにします。」
その完熟梅の登場です。
地道な作業の後に出来た今週のデザート!
美味しいですよ!!!
こちらは若干プライベートに近いです。
よかったら見てください。
堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら奥野