’13.12/26(木)から12/29(日)の旬のメニューです

<前菜>
・エビとホタテのグリル アンチョビバターソース ¥1,680

・ゴーダチーズのブルスケッタ(会員限定)    ¥525

<パスタ>
・自家製フィットチーネ 鹿肉とゴボウのラグー   ¥1,785

<メイン>
・鰆(さわら)のグリル あさりのスープ仕立て   ¥1,680

<デザート>
・渋皮栗のジェラート ・ヨーグルトのジェラート 各¥367 盛り合せ¥577

・パンドーロ ラムレーズンのジェラート(会員限定) ¥787

<前菜>
・エビとホタテのグリル アンチョビバターソース

エビとホタテのソテー、付け合せの野菜を
アンチョビバターソースで食べてもらいます。

アンチョビバターソースは
どうやっても美味しいですから。

このソースは書きようがないんですよ。

というのも、
どんだけ説明しても
絶対に食べた方が美味しいと感じますから。

エビにも相性は◎

付け合せの白ネギのグリルにもこのソースは最高!!!

アンチョビバターソースの殺人的な香りにやられてください。

この香りが駄目な方に会ってみたいですな。
それくらい良い香りです。

とにかく食べてくださいね。

<パスタ>
・自家製フィットチーネ 鹿肉とゴボウのラグー

奥野シェフが手打ちした、きし麺のような平麺のパスタを
北海道の鹿肉を数種類の野菜で煮込んだソースとごぼうで食べていただきます。

高齢化した農村地帯。
最近の若者は猟銃の資格をあまり取らない。
一方、熊は危険なので市町村が予算を付けて駆除。

天敵が居なくなった鹿は莫大に増える。
農家は鹿に畑を荒されて悩まされている。
解体の設備を整えて鹿肉の販売。

駆除→狩猟
食害を製品へ

そんな理由で安く送っていただくことに。

鹿は牛の1/10の脂肪分らしく、ヘルシーな肉質です。

どれだけ新鮮な鹿肉も基本的には野生の獣の臭いがします。

そんな臭いを消すことは難しくありません。
完全に消すと鹿肉を使う必要がなくなってしまいます。

加減が難しい。

煮込みのソースだけでは臭うんですが、
ゴボウを加えると土の香りが消すというよりは馴染むんですね。

鹿肉も美味しいし、ごぼうもまた美味しい。
もちろんパスタも。

仕上げにペコリーノチーズ。
強い塩っ気とパンチを加えます。

さらに、パルメザンチーズも。
フルーツのような香りと強いコクを。

パンチのある鹿肉のラグーに強いコクの2種類にチーズ。

混ぜながら食べるんですが、きれいには混ざらず、当然にムラが出ます。
すると、強いチーズの間にフィットチーネの小麦の香りがチラチラ顔を出します。
味と香りの変化が素晴らしい!
自家製フィットチーネ 鹿肉とゴボウのラグー

自家製フィットチーネ 鹿肉とゴボウのラグー

<メイン>
・鰆(さわら)のグリル あさりのスープ仕立て 

あさりのスープで食べる鰆のソテー。

脂も少なく身がしまっています。
淡白とはいえ、やはり青身魚。特有の匂いがあります。
この匂いを消してやると鰆の旨味を感じていただけます。

今週は
仕入先の魚屋さんが
新鮮な鰆をたくさんもっていたので、
フライパンで塩焼きにします。
小細工無しです。

しかし、それだけでは・・・

なので
あさりの濃厚なスープの中へ
少しの間、入っていただいて
軽く炊かせていただきます(笑)。

ここは
あさりなんですよね。

鰆の味を邪魔しないというか・・・
程よいコク、風味が

白ワインに合うんですね。

さらに
ユリネのフリット。

そして
ネギを焼いて。
バジルのソースで和えて魚の下に引きます。

バジルのミドリが華やかです。

また
バジルの香りが
2杯目の白ワインを誘いますね。

盛り付けは
華やかに仕上げますが、
調理法は実にシンプル。

食材を生かした魚料理です。

鰆(さわら)のグリル あさりのスープ仕立て