<前菜>
・魚介のライスサラダ ¥1,600
・イタリア産サラミのブルスケッタ(会員限定) ¥500
<パスタ>
・はまぐりとカブと菜の花のスパゲティ ¥1,600
<メイン>
・エゾ鹿のグリル(限定10食) ¥1,600
・いとよりのソテー(限定10食) ¥1,600
<デザート>
・蜂蜜のジェラート ・ピスタチオのジェラート ¥350 盛り合わせ¥550
・トルタミモザ チョコレートのジェラート(会員限定、限定36食) ¥750
<前菜>
・魚介のライスサラダ
野菜のダシで炊いたお米に
細かく刻んだ多くの野菜を混ぜ込み、上には数種類の魚介をのせています。
サラダ仕立てのお米料理。
パスタを主食とするイタリアではお米は野菜に部類されます。
そのお米を使ったサラダです。
サラダというだけあって多くの食材が入っています。
エビ・ホタテ・鯛・イカ・タコの魚介。
人参・玉ねぎ・パプリカ・トマト・ズッキーニの野菜。
オリーブ・セロリ・キュウリの酢漬け(ピクルス)。
魚介のコク、野菜の甘み、ピクルスのカリッとした食感と酸味。
その多彩な具材の隙間を縫うようにお米が。
つまり、お米は具材の1つですね。
さらに周囲の食材が・・・
アスパラのシャキシャキ。
ニンニクの芽のシャリシャリ。
レンコンのパリパリ。
炒めたパン粉のサクサク。
微妙に異なる食感がおもしろい!
ニンニクの芽の食欲がそそる香り。アスパラの茎の香り。
中でも、甘いアスパラの茎に塩気とコクの強いアンチョビとの相性は良いです。
最後に盛り付けるバジルの香りが食欲をそそりますね。
<パスタ>
・はまぐりとカブと菜の花のスパゲティ
はまぐりとカブと菜の花のオイル系のパスタ。
稲月シェフのメインでハマグリのスープを使った魚料理を食べたことないですか?
見た目だけでなく味まで
透き通ったスープ。
「ここにパスタを入れたいわ~」という希望をかなえたパスタ。
菜の花って苦味が美味しいですね。
カブの甘味と菜の花の苦味、
そこに
はまぐりのスープが合わさると
たまらなく美味しい。
これが味の相乗効果ですね。
そこに
パスタなんですが、
有機のパスタを使います。
だいぶ前から検討していたんですが
ようやくこれというタイミングがやってまいりました。
稲月の繊細なスープのようなソースに
パスタの甘味とセモリナ粉の香りが・・・
引き立てられていますね。
一人で食べきりたい味わいですね。
「はぁ~たまらん」
と、声が漏れてしまうほど染みわたりまっせ。
日本人が好きな味。
しかも
今週末は寒いらしいですね。
ピッタリですね!
染みにわたりたい方には
超お勧めですよ!(笑)
<肉のメイン>
・エゾ鹿のグリル
北海道から届いた鹿肉をステーキにします。
高齢化した農村地帯。
最近の若者は猟銃の資格をあまり取らない。
一方、熊は危険なので市町村が予算を付けて駆除。
天敵が居なくなった鹿は莫大に増える。
農家は鹿に畑を荒されて悩まされている。
解体の設備を整えて鹿肉の販売。
駆除→狩猟
食害を製品へ
そんな理由で安く送っていただくことに。
鹿は牛の1/10の脂肪分らしく、ヘルシーな肉質です。
稲月は赤身の肉に火を入れるのが上手い!そして嬉しそう。
さすが、トスカーナで7年修行しただけのことはある。
今回の鹿は、Tさんが撃った3歳のメス。
Tさんは熊も撃てる資格を持つ腕の良いハンター。
へたくそが撃つと暴れて血が回って臭くなる。
一撃で即死させてすみやかに血抜きをする。
鮮度が良く匂いの少ない蝦夷鹿。これでも稲月には少し物足りないらしい(笑)。
私には十分野生の香りが感じられましたが・・・。
いろいろ試しましたが、ある程度の匂いはあります。
これ以上匂いを消したら
稲月「鹿を食べる必要がある?豚か牛でいいんじゃないの?」
今年最後の冬のジビエを堪能してください。