ポレンタ粉（とうもろこしの粗挽きの粉）のケーキ。
ミルクのジェラートとオレンジのソースで食べていただきます。

ごくごくシンプルなケーキです。
昨年の1月に試食を初めて、長い時間がかかりました。
シンプルなのはごまかしが効かないので難しいですね。
果てしなく長い試食の先には、すっきりとした
なんてことないポレンタ粉のケーキが生まれました（笑）。

どんなものにも香料が入っている、今の日本のお菓子事情。
そんな中で『この素朴さ』。

天然のものを使って体に良い、
優しい味で・・・
くえろ・くえらで食べたいと思わないですね（笑）。
嫌いじゃないですよ！
でも、濃厚なイタリアンの最後にはふさわしくない。

変なものは使いたくないですが
美味しくないものは同じくらい嫌いです（笑）

シンプルでかつ美味しい。

素朴なケーキです。
わかる人だけでなく
わかる気のない人にも、満足していただける仕上がりです（笑）。

どれだけ再現したかったかというと、
毎年、ローマに行く私達がわざわざお土産に買って帰ってくるのだから…
相当でしょ（笑）

そんな、田舎もん丸出しのポレンタケーキには
同じく田舎臭いミルクのジェラートを合わせます。

横にはオレンジのソース。

どれもこれも
一つずつ見たら田舎臭い素朴なものばかり。

しかし
それらがお皿の上で合わさると
どこの子や？と見紛うほどの
素敵な仕上がりですね。

このシンデレラストーリーは面白いですよ！

「ほんまや！素朴やなー！」と言いながら
食べて欲しいですね。

パスタが中心の堺市のイタリアン
くえろ・くえら飯田