’14.9/19(金)から9/22(月)の旬のメニューです

<前菜>                             今週は赤肉メロン祭りです。
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム ¥1,600
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・豚の煮込みとペコリーノチーズ(オランダ産)のブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ  ¥1,600
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<魚のメイン>
・真鯛の青ネギと自家製カラスミのグリル キャベツのソース ¥1,600
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<肉のメイン>
・和牛モモ肉のステーキ 栗の赤ワインポルト酒のソース イチジクのフリット ¥1,800
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<デザート>
・生パイナップルのジェラート ・バニラのジェラート 各¥350 盛り合わせ ¥750

・ゴルゴンゾーラのタルト 赤ワインのジェラート(会員限定、30食限定) ¥750
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・北海道のパフェ(メール会員限定、15食限定)   ¥750
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<テイクアウト用の焼き菓子>

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・ココアのラスク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 各¥270

・ロッチャ コッコ  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・アーモンドメレンゲ(残りわずか) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・コーヒークッキー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

<テイクアウト用の焼き菓子 ギフトボックス>

◎箱入り小 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥1,210

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ

・コーヒーのクッキー・ロッチャコッコ ・ラスク

◎箱入り大 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥2,040

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ

・アーモンドメレンゲ・ロッチャコッコ

 ・コーヒーのクッキー・ラスク

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム

西洋では定番
日本ではよく笑われる
生ハムとメロンの組み合わせ。

私が店をする前に
2ヶ月半ほど働かせていただいていたKさん。

Kさんは瓜系を非常に上手に作られます。
北海道のトマト農家の友人N曰く『瓜系の名人』

NもKさんのメロンを知人に送るみたいです。
同じ地区内には、他にもメロン作っている人がたくさんいてるんですよ。

にもかかかわらず
同じ農家さんから注文をもらうメロン。
それほどKさんのメロンが美味しいんです。

ねっとりとまとわり付くような甘味。

そして
赤肉のメロン特有の瓜系の香り。
熱帯を想像させるような特徴。

それは、
日中は30度を越えて、晩は20度を下回る。
この寒暖の差を持つ北海道だからこそ『強いメロン』が育ちます。

そして、
これらの特徴は青肉のメロンよりも強いです。
ここがポイントです。
だからこそ、
そんな赤肉のメロンにパルマ産の『生ハム』を合わせるんです。

『生ハムメロン』を嫌な食べ方の代表のように
笑いにされます。

味・香りの薄い赤肉メロンに合わせるから気持がわるいんです。
とにかく、
笑う前に本当の『生ハムメロン』を1回食べてみてください。
何でも挑戦する食に貪欲な日本人。
にもかかわらず、
誤解をされ続けている『生ハムメロン』。

毎年恒例になってきましたね。

今週も最高の赤肉のメロンの時期に合わせて、
切りたての最高の生ハムと共に、提案させていただきます。

<パスタ>
・ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ

私が収穫してきた美瑛産ミニトマトで作った自家製のドライトマト。
焼き茄子の香りをハーブのように使う
ブリと茄子と自家製ドライトマトのパスタ。

小さいときは茄子は嫌いじゃなかったんですが
唯一焼き茄子だけは苦手でした。

親父が「おー!今晩は焼き茄子か!」って喜んでいたのを見て
バカじゃないか?と思っていた。

焼かない他の方法ならどんな食べ方でも
茄子は食べられるのに

焼くだけでこんだけ不味くなるなんて・・・

と子供の頃は思っていました。

大人になって
焼き茄子が最も茄子の美味しい食べ方に変わってしまいました。

あれだけバカにしていた
「おー!今晩は焼き茄子か!」というフレーズも
自然に出てきますね(笑)

それだけ茄子にとって直火で炙られるとことは
個性が出てくる調理法といえますね。

そんな焼き茄子の香りをハーブのように使うのが
今週の『ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ』。

何てことないパスタなんですが、
一つ一つの個性派凄い・・・

ナポリで食べたような力強いコクのドライトマトのソース。

茄子も焼かれることで個性が爆発される。

ブリの脂が美味しい。
唯一といえるブリの弱点の魚臭さが
茄子の火の香りとトマトの濃厚なコクで
上手く和らげられて、ブリの美味しいとこが引き立っていますな。

2年半前に漬けたいかなごの塩漬けの強烈なコクが、隠し味に・・・
これらの個性的な食材の集まりがまとまるんだな・・・

1.8mmの太いスパゲティを噛むと優しく鼻に抜ける小麦の香りと甘味。
優しいのに力強い!秋の押し売りのようなパスタ。
私は大好きなパスタです。

<デザート>
・ゴルゴンゾーラのタルト 赤ワインのジェラート

ゴルゴンゾーラを使った始めてのデザートです。

当店のゴルゴンゾーラはお客様から強い支持をいただいていまして
パスタやステーキは当店の看板メニューといえます。

そんな人気のゴルゴンゾーラ。
美味しいので
デザートにも使ってみよう!という軽い感じで提案したんですが・・・

とんでもないデザートが出てきました。

これは凄いですよ!

元々、嫌な臭いが少なく、クセも少ないです。

だからといって
蛋白なゴルゴンゾーラではなく、
しっかり、濃厚な味わいを持つゴルゴンゾーラ。

だからこそ
根強い人気があるんでしょうね。

そんなパンチが効いているにもかかわらず
どこか上品さも感じられる風味に
濃厚で甘く、サクサクしたタルト生地が合うんです。

そこに
赤ワインのジェラートを合わせるんです。

果物とは異なる
赤ワイン特有の深い酸味。

これが絶妙なんです。

横には生クリームも添えています。
強いタルトと独特な酸味の赤ワインのジェラートを美味く繋いでいます。

青、赤、白、青、白、赤、青…(青→ゴルゴンゾーラタルト、赤→赤ワインジェラート、白→生クリーム)
永遠に続きまっせ(笑)

ゴルゴンゾーラ好きの方。
必ず食べないといけないデザートです。

しかも
今回は北海道の養蜂家さんから頂いた
『蜜蝋』を添えます。
なかなか手に入らない珍しい食材。

強く強くお薦めさせていただきます。

パスタが中心の堺市のイタリアン
くえろ・くえら飯田