’14.10/3(金)から10/5(日)の旬のメニューです

** 今週は栗祭りですよ! **

<前菜>
・サバのマリネ イチジクのサラダ ¥1,600
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・秋鮭と南瓜のパンのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・和栗と自家製パンチェッタのカルボナーラ(限定50食) ¥1,700
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<魚のメイン>
・天然ハマチのソテー 西洋わさびのソース ¥1,600
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<肉のメイン>
・豚バラ肉のマスタード焼き 赤ワインソース ¥1,600
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<デザート>
・苺ミルクのジェラート ・れんげの蜂蜜のジェラート 各¥350 盛り合わせ¥550

・ティラミス(会員限定) ¥750
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<テイクアウト用の焼き菓子>

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ   ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・ココアのラスク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 各¥270

・ロッチャ コッコ  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・アーモンドメレンゲ(残りわずか) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

・コーヒークッキー (残りわずか)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥270

<テイクアウト用の焼き菓子 ギフトボックス>

◎箱入り小 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥1,210

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ

・コーヒーのクッキー・ロッチャコッコ ・ラスク

◎箱入り大 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ¥2,040

・ヘーゼルナッツのカントゥッチ

・アーモンドメレンゲ・ロッチャコッコ

 ・コーヒーのクッキー・ラスク

<前菜>
・サバのマリネ イチジクのサラダ

サバを揚げてからマリネにして、
イチジクを合わせた前菜。

さっと揚げたサバを
バルサミコ酢・ローズマリー・イカナゴの塩漬け
・ニンニク・赤ワイン酢でマリネします。

サバは青魚特有の臭いがあります。
和食でも味噌煮にしますね。

味噌を使うわけにはいかないので、
同じ発酵食材のイカナゴを使います。

一作年の3月に漬けた
『イカナゴの唐辛子漬け』(ロサマリーナ)を使います。

2年を越えた熟成。
熟成によって生まれた強いコクが
唐辛子の辛味も丸くさせ
もう味噌のようです。

そんなロサマリーナを隠し味に使うなんて
この贅沢さに驚きました!

イカナゴによって臭みがとれます。
この繊細な手間暇が
職人がつくる揚げ物のマリネですね。

下味がしっかりついているサバは
お酒が欲しくなりますね。

サバは鯛のように甘みがある魚ではなく塩味が引き立つ魚です。
なので、
和食では甘い味噌で炊くのではないでしょうか?

今回は合わせた野菜が甘く感じました。

イチジクは甘いのは当然!
そのイチジクに
イタリアで購入した燻製した塩をふります。

すると、サバのコク。
そして、野菜・イチジクの甘み。
最後に、スモークの香りがふわっと。

食材の数は少なくシンプル。
なのに、立体的な味なんです。

稲月シェフらしい前菜です。

<パスタ>
・和栗と自家製パンチェッタのカルボナーラ

栗の入った自家製のパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)のカルボナーラ。

くえろには季節のカルボナーラがあります。

春は『そら豆のカルボナーラ』
夏は『トウモロコシのカルボナーラ』
秋は『栗のカルボナーラ』
冬は『ゆり根のカルボナーラ』

4つの中で最初に出来たのが今週の『栗のカルボナーラ』です。
秋を感じられるパスタです。

自家製のパンチェッタをフライパンにのせると
はじけるように油がでてきます。

その油に卵黄、生クリームがよく合うんです。

そんなまったりとした濃厚なソースに栗の香りが移ります。
まるで栗ご飯のように・・・

こってりとしたソースが栗の香りとコクで
くどくなく食べられるんですね。

匂いを嗅いでも『栗』
口に入れると、ふわっと秋の香りが。

普通のカルボナーラではあまり味わえない風味。
鼻からも味わってほしいです。

仕入先曰く、
「栗は落ちるときはほとんど同時やからな。
ある時期はたくさんあるが、ぴたっと終わるからな」

そらそうですよね。
栗は自然のもんやから作付けをずらしたりできないですよね。
ただ南から順番に落ちていくだけですね。

最も旬が短い食材の一つ。
なので年1回の登場です。

カルボナーラ好きの方は、お見逃しのないように!

なお、自家製のパンチェッタが50人前しか作れませんでした。
なので、限定50食とさせていただきます。

栗は65人前くらいあります。
なので、完売後は『栗と生ハムのカルボナーラ』を予定しています。

気になる方はお早い目にお願いいたします。

<デザート>
・ティラミス(会員限定)

コーヒーのジュレを使ったティラミス。

ティラミスを分解して、平面に並べたようなデザート。

理由は、皆さんで分けやすいように・・・
そんなアホな(笑)ちゃいまっせ!
マスカルポーネのクリームとの対比を感じて欲しいからです。

まず
苦味の効いたコーヒーのクッキーとマスカルポーネのクリーム

サクサクとした食感は、ねっとりまったりのクリームとよく合います。
時折、感じる苦味が
濃厚なクリームと合うんです。

また
コーヒーのジュレーとマスカルポーネのクリーム

お酒の効いたコーヒーのジュレ

くえろ・くえらの名物です。
子供を無視したデザート。
おやつちゃうぞ!ってね(笑)
くえろ・くえらのディナーのデザートは大人のデザートが多いです。

そんな、苦くて、お酒の香るジュレと濃厚なクリーム
美味しすぎて、笑けてきまっせ(笑)

さらに
チョコをかけたビスキュイ(ビスケット)とマスカルポーネのクリーム

チョコもただ甘いだけでなく、ぢちらかというと苦いチョコ。

そこに
サクサクのビスキュイ・・・
なんですが・・・
サクサクなのは盛りつけているまで・・・

上からジュレがのせられて、マスカルポーネのクリームが・・・

程よく柔らかくなって、食感の変化が楽しいです。

ワイワイ言いながら食べて頂いても楽しいですし
試食に参加したように、「合うな!」「これもおもしろい!」と分析しながら食べても
おもしろいかも知れませんね!

なかなか楽しい仕上がりのティラミスですよ!
強くお勧めさせていただきます。