’14.12/5(金)から12/7(日)の旬のメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ ¥1,600
DSC_0542
・牛タンのブルスケッタ(会員限定) ¥500
image
<パスタ>
・エビとあさりと白ネギのタリアテッレ 
         自家製カラスミのクリームソース ¥1,700
image
<魚のメイン>
・ブリの照り焼き バルサミコ風味 
             金柑とさつまいものサラダ ¥1,600

<肉のメイン>
・若鶏のフリカッセア ¥1,600
image

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・ヘーゼルナッツとチョコのジェラート ¥350

・りんごのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・パンドーロ はらんきょうのジェラート(会員限定) ¥750
10848058_768002219933947_3882462140206472965_n
・ドイツ産 ラガービール(限定10本) ¥850

・ドイツ産 ランドビア(限定5本) ¥900 (メール会員さん割引あり)
 
 *仕入先の都合で少量の入荷。かすかに花の香りがするピルスナータイプのビールです。

・桃と白葡萄のスパークリングジュース(数量限定) ¥1,200

・チェリービール  ¥650
(残念ながら、残り1ケースで終売になる予定です。) 

・ホットワイン ¥550

・赤のサングリア ¥550

・白のサングリア ¥550

・美瑛産生トマトのジュースと白ワインのカクテル(ラスト1本) ¥600

・美瑛産トマトジュース(ラスト1本) ¥550

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

バッファローのミルクで作ったモッツァレラチーズ。
しかも
冷凍ではなく冷蔵で空輸で入荷したフレッシュなモッツァレラチーズと
トマトと生ハムのサラダ。

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。

しかも
冷凍するとその食感は残念なことに・・・

わざわざ冷蔵での入荷。

イタリアでも
観光客の多いメインストリート沿いでは
だいたい、牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ることが多いです。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズが。

わざわざイタリアまできて
カプレーゼで牛のモッツァレラチーズが
出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、
よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、多くの方に食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて
想像するだけでワインが飲みたくなりますね。

かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが
水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダを
より美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・エビとあさりと白ネギのタリアッテッレ 自家製からすみのクリームソース

エビとあさりと白ネギのクリームソース。
仕上げに自家製のからすみをたっぷりと。

イタリアの味は
強いコクで塩が効いた輪郭のはっきりとした味だけではありません。
今回のような
奥行きを感じられるコク、麺とソースの繊細なバランス、
これもイタリアの味なんです。

えびの甘み、あさりの個性のあるコク、
そして自家製からすみの広がりのあるコクと優しい塩分。
このソースに
麺の・・・いや小麦の・・・いやセモリナ粉の風味と甘みが合わさる・・・。

絶妙です。

稲月シェフ曰く
「魚介のビアンカ(白い)のソースでタリアッテッレを合わせるのはおもしろい!」
以前、
難波店の奥野シェフと2人で盛り上がっていました。

一般的に
タリアッテッレは
肉系のソースか魚介のトマトソースを合わせるらしいです。
※ビアンカというのはトマトが入っていないという意味。

イタリアでもなかなか味わえないマニアックなパスタらしいです。

そんなことが全く分からない私も美味しいということだけはわかりました(笑)。
麺が美味しいのが特徴です。
山梨名物の『ほうとう』のよう。
つまり
パスタにソースをしみこませて味わう。

通常、パスタは
茹で上げてフライパンで絡めて仕上げます。
今回は
少し早い目にあげてフライパンの中で加熱しながらソースを吸わせて仕上げる。

麺を食べるパスタ。
だからこそ
白ネギは甘みだけでなく食感がよいと感じました。

カチカチに仕上げた自家製のからすみをおろして粉末にしました。
そのからすみをチーズのようにたっぷりとふりかけます。

麺をもりもり食べてください!

<デザート>
・パンドーロ はらんきょうのジェラート(会員限定)

パンドーロ(ブリオッシュのような生地のケーキ)に
はらんきょうのジェラートを合わせます。

パンドーロとは。
同じような生地にドライフルーツが入った『パネトーネ』はご存知な方も多いのではないでしょうかね?
簡単に言えばパネトーネのドライフルーツ抜きかな?(笑)。
パンドーロとはイタリア語で「黄金のパン」という意味。卵を使った黄色い生地が黄金色なので・・・と言われています。
そもそも家庭で作られるお菓子。
なので、素朴でシンプルです。

しかしシンプルゆえに
とても難しいデザートです。

卵の独特の甘さと生地の柔らかさは、
『後ひく美味しさ』ですね。

もうねぇ。
稲月シェフも大好き過ぎて、
懐かしくて・・・

試食の時も思い出話に花が咲きましたね。

そんなコック達の修行時代に食べた
イタリアの大衆の味のお菓子。

そこにはらんきょうのジェラートを合わせます。

ところで
はらんきょうってなんでんの?

恥ずかしながら
私は知りませんでした。
契約農家さんからわけていただいた『はらんきょう』
味は『すもも』のような味。

私が初めてだったのも
市場には出ない野生の果物らしい。
そら、そんなん食べる機会ないですよね。

一般の方には
なかなか食べる機会の無い『はらんきょう』
今回はジェラートにしました。

パンドーロは
イタリアではクリスマスに食べることが多いんですよ!

少し早いですが
クリスマス気分はいかがですか?