’15.4/17(金)から4/19(日)のディナーメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ ¥1,600
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・桜えびとサーモンのブルスケッタ(会員限定) ¥500

<パスタ>
・スパゲティ そら豆と生ハムのカーチョ エ ペペ ¥1,600
*+150円で稲月シェフの手打ちの生パスタに変更できます(メール会員さんは+100円)*
今日の生パスタはキタッラです。
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<魚のメイン>
・サバのグリル マグロドルチェ ズッキーニとミントのソース ¥1,600

<肉のメイン>
・仔羊肩ロースのペポーゾ ¥1,700

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・濃厚チョコのジェラート ¥350

・金柑ヨーグルトのソルベ ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・ガトーレモンのケーキ えんじゅの蜂蜜のジェラート(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
今週末は金曜と日曜は予約が多いです。
金曜はテーブル席が満席
日曜はテーブル席は残り1つ

一方、土曜は予約はほとんど無いです。
ゆっくり食べていただけますよ!

飲み放題が高評だったので、
5月末まで延長することになりました。
ガンガン飲みに来てくださいね。

GWの予定です。
4/28 29(昼・夜) ※静岡産 生桜海老のパスタ 苺のミルフィーユ を予定しています。
4/30(昼)
5/1~5(昼・夜) ※イカスミのスパゲティ を予定しています。
5/6(休み)
5/7(昼)
5/8~10(昼・夜)  よろしくお願い致します。

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

バッファローのミルクで作ったモッツァレラチーズ。
しかも
冷凍ではなく冷蔵で空輸で入荷したフレッシュなモッツァレラチーズと
トマトと生ハムのサラダ。

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。

しかも
冷凍するとその食感は残念なことに・・・

わざわざ冷蔵での入荷。

イタリアでも
観光客の多いメインストリート沿いでは
だいたい、牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ることが多いです。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズが。

わざわざイタリアまできて
カプレーゼで牛のモッツァレラチーズが
出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、
よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、多くの方に食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて
想像するだけでワインが飲みたくなりますね。

かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが
水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダを
より美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・スパゲティ そら豆と生ハムのカーチョ エ ペペ
*+150円で稲月シェフの手打ちの生パスタに変更できます(メール会員さんは+100円)*
今日の生パスタはキタッラです。

毎年ローマのテスタッチョという下町にあるトラットリア

塩ゆでしたパスタに、おろしたペコリーノロマーノ(ローマ産、羊のミルクのチーズ)をふりかけて、
黒胡椒をふっただけのシンプルなソースです。
こんなシンプルなソースが一番いいんですよ。

ローマのチーズ屋のおっちゃんの話。
ローマの羊は海の近くの草を食べている。
すると、若干の塩分を含んだ草を食べ続けていると、
体内に塩分が回り、ミルクがしょっぱくなるらしい。

その塩分を含んだミルクに、通常のチーズを作るときと同量の塩分を加えるために、
出来上がった『ペコリーノロマーノ』は塩分が高くなる。
らしい。

その強めの塩分を利用したソースです。

今回は自家製のパスタ(キタッラ)でやります。
しかも、
ローマで購入したペコリーノチーズを使って。

試食では口に入れた瞬間にペコリーノの香りが脳に突き抜ける感じがしました。
そして
個性の強いチーズに負けないそら豆の春の香り。

そこに
生パスタのモチモチ感。小麦の甘い香り。
たまらないですね。
噛みながら目を閉じると、
ローマを感じましたね。

稲月シェフ・奥野シェフ
2人ともイタリア修行時代は毎日パスタをうっていたらしいです。
『イタリアで修行した』と言えば
一言ですが、、、
簡単にパスタをうってしまう2人を見ていると
凄いな!と思いましたね。

今週末は多くのお客様に食べてほしいですね。

イタリアでの修行を経ての味なんだな!
と少しでも感じていただければ嬉しいですね。

<デザート>
・ガトーレモンのケーキ えんじゅの蜂蜜のジェラート(会員限定)

レモンクリームのたっぷり入ったケーキに、えんじゅの花の蜂蜜を合わせます。

レモンのケーキの酸味の具合が抜群に美味しいんですが
今回は付け合せの蜂蜜のジェラートに注目して欲しいですね。
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昨年夏、富良野のカフェゴリョウさんにて
オーナーさんに蜂蜜の業者さんを紹介していただいた。

オーナーさん「もうすぐ蜂屋がくるよ!」

飯田「蜂屋?(笑)」

オーナーさん「蜂屋。養蜂家さん」

飯田「蜂屋って(笑)」

蜂屋という言葉を初めて口にしましたね。
紹介していただいたSさんの話では、一緒に働いていらっしゃるお父さん曰く
「これだけ豊作のえんじゅの蜂蜜はもうわしが生きている間にはないだろうな・・・」と言っていたらしいです。

そんな話を聞いたら食べないわけにはいかない。
もともと、私は槐(えんじゅ)の蜂蜜は大好きなんです。
槐とは、仏像に使うほど硬くて丈夫な木らしい。
木へんに鬼という面構えがぴったりだな(笑)
この蜂蜜が好きで・・・
今回のは槐とは思えないほどレンゲやアカシアのように透き通った・・・
キレの良い蜂蜜ですね。
上品で繊細です。

何十年に1回らしいですよ!
昨年の槐の蜂蜜は・・・

こんなマニアックな話が大好きで・・・
お酒もナシにおっさん二人が素敵なカフェで2時間位話し込んでしまいました。楽しかったですね。
今年の夏もお話を伺いたいですね。

そんな貴重な槐の蜂蜜を全部使ってジェラートにしました。よかったら試してくださいね。

試食では『エンジュの蜂蜜』と『ソバの花の蜂蜜』
どちらのジェラートがレモンのケーキに合うか・・・
どこの店が蜂蜜の種類にこだわるんだ・・・
何種類も蜂蜜のジェラートを作って・・・
今回は、エンジュの蜂蜜のジェラートを合わせることになりました。
ここまでのこだわり。
誰か1人でもわかる方がいれば・・・
いや、誰も気付かれないとしても
大事にしていきたいと思っています。
楽しい試食でした。

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そばの蜂蜜のジェラートの写真