’16.9/9(金)から9/11(日)のディナーメニューです

** 恒例の北の食材祭り! その3 **

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム ¥1,600
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・パプリカとマスカルポーネのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ  ¥1,600
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<魚のメイン>
・マグロのカルパッチョ 西洋わさび風味 ¥1,600
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<肉のメイン>
・鶏肉のグリル オレンジソース ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・美瑛産メロンのソルベ ¥350

・ヨーグルトのジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・鳴門金時のモンブラン(会員限定) ¥750
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9日(金)から11日(日)のディナーは
美瑛産の赤肉メロン祭り。
前菜の生ハムメロン。
ブルスケッタのパプリカ、パスタのトマト、魚のメインの西洋わさびなど

毎年、9月はひっそりしいるんでね、
今、できることを
全てやってみました。

今月は
貸し切りなどの大きな予約もなく
テーブル席が満席の日もなく
程よく、パラパラとご予約をいただいています。

ゆっくりとしてまっせ!

フワッと覗いてくださいね。

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム

西洋では定番
日本ではよく笑われる
生ハムとメロンの組み合わせ。

私が店をする前に
2ヶ月半ほど働かせていただいていたKさん。

Kさんは瓜系を非常に上手に作られます。
北海道のトマト農家の友人N曰く『瓜系の名人』

NもKさんのメロンを知人に送るみたいです。
同じ地区内には、他にもメロン作っている人がたくさんいてるんですよ。

にもかかかわらず
同じ農家さんから注文をもらうメロン。
それほどKさんのメロンが美味しいんです。

ねっとりとまとわり付くような甘味。

そして
赤肉のメロン特有の瓜系の香り。
熱帯を想像させるような特徴。

それは、
日中は30度を越えて、晩は20度を下回る。
この寒暖の差を持つ北海道だからこそ『強いメロン』が育ちます。

そして、
これらの特徴は青肉のメロンよりも強いです。
ここがポイントです。
だからこそ、
そんな赤肉のメロンにパルマ産の『生ハム』を合わせるんです。

『生ハムメロン』を嫌な食べ方の代表のように
笑いにされます。

味・香りの薄い赤肉メロンに合わせるから気持がわるいんです。
とにかく、
笑う前に本当の『生ハムメロン』を1回食べてみてください。
何でも挑戦する食に貪欲な日本人。
にもかかわらず、
誤解をされ続けている『生ハムメロン』。

毎年恒例になってきましたね。

今週も最高の赤肉のメロンの時期に合わせて、
切りたての最高の生ハムと共に、提案させていただきます。

<パスタ>
・ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ

私が収穫してきた美瑛産ミニトマトで作った自家製のドライトマト。
焼き茄子の香りをハーブのように使う
ブリと茄子と自家製ドライトマトのパスタ。

小さいときは茄子は嫌いじゃなかったんですが
唯一焼き茄子だけは苦手でした。

親父が「おー!今晩は焼き茄子か!」って喜んでいたのを見て
バカじゃないか?と思っていた。

焼かない他の方法ならどんな食べ方でも
茄子は食べられるのに

焼くだけでこんだけ不味くなるなんて・・・

と子供の頃は思っていました。

大人になって
焼き茄子が最も茄子の美味しい食べ方に変わってしまいました。

あれだけバカにしていた
「おー!今晩は焼き茄子か!」というフレーズも
自然に出てきますね(笑)

それだけ茄子にとって直火で炙られるとことは
個性が出てくる調理法といえますね。

そんな焼き茄子の香りをハーブのように使うのが
今週の『ブリと自家製イカナゴと焼き茄子ナスとドライトマトのスパゲティ』。

何てことないパスタなんですが、
一つ一つの個性派凄い・・・

ナポリで食べたような力強いコクのドライトマトのソース。

茄子も焼かれることで個性が爆発される。

ブリの脂が美味しい。
唯一といえるブリの弱点の魚臭さが
茄子の火の香りとトマトの濃厚なコクで
上手く和らげられて、ブリの美味しいとこが引き立っていますな。

2年半前に漬けたいかなごの塩漬けの強烈なコクが、隠し味に・・・
これらの個性的な食材の集まりがまとまるんだな・・・

1.8mmの太いスパゲティを噛むと優しく鼻に抜ける小麦の香りと甘味。
優しいのに力強い!秋の押し売りのようなパスタ。
私は大好きなパスタです。

<デザート>
・鳴門金時のモンブラン(会員限定)

食欲の秋に入りました。
今週は
鳴門金時というさつまいもを使ったモンブラン。

フランス語で『白い山』という意味の
モンブランは
人気のデザートの一つ。

鳴門金時は
自然の甘味が強いですよね。

そんな甘味を生かしたモンブラン。

ベースはタルト生地です。

まず
秋とはいえ
9月まだまだ暑いので
冷たいミルクのジェラートを挟ませてください。

その上から
鳴門金時のクリーム。

濃厚な甘み。
鼻に抜けるさつまいもの香りと
丁寧に裏ごししているんですが
それでも少し感じられる繊維が
栗ではなくさつまいもなんだなと・・・

逆に言えば
ぼーっと食べていると
わからないほど馴染んでいる。

上手に作るな・・・

周囲には
コーヒーのグラニタ(かき氷)と
コーヒーのゼリー

苦みでリセットしながら食べる。

大人を意識した
モンブランに仕上がっていますね。

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