’17.5/19(金)から5/21(日)のディナーメニューです

** アスパラ祭り1週目 **

<前菜>
・美瑛産アスパラガスのボイル ¥1,600
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・豚の煮込みとカリフラワーのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・エビとズッキーニのスパゲティ ペコリーノとアーモンド ¥1,600

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<魚のメイン>
・サーモンのソテー バジルのソース ¥1,600

<肉のメイン>
・和牛モモ肉のグリル カカオのソース ¥1,800
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・苺のジェラート ¥350

・ヨーグルトのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・グレープフルーツとミニトマトのコンポートのパフェ(会員限定) ¥750
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くえろ・くえらは1年で最も食材が渋滞しますね。

フィレンツェの三ツ星で仕事をしていた稲月シェフ。
もちろん、多くの最高級な食材を触ってきました。
そんな稲月シェフが絶賛して
毎年待ちに待っているのが『美瑛産のアスパラガス』です。

今週末は行くよ!という声やメールは
たくさんいただいているんですが
まだ、予約はやや多めな感じです・・・(笑)。

今年のはかなり甘いみたいです。
お勧めですよ!

今週末の予約状況
金曜と日曜は
テーブル席は残り1つ。
カウンターもパラパラと予約が入りだしています。

土曜は予約の変更があって
現在は予約ノートは真っ白です。
土曜が狙い目ですよ!

今週も限定ビールが少しだけあります。

ベルギー産の黒ビール(3本限定) ¥750
ヒューガルデン ホワイト(10本限定) ¥550

<前菜>
・美瑛産アスパラガスのボイル

最近にくえろを知った方は
ご存じないとは思いますが、
くえろで最も人気のあるメニューなんです。

しかも、
1年でこの時期だけなんで・・・
常連さんたちは北海道の美瑛から届く『アスパラ』を心待ちにしているんです。

以前に食べた方。
残念ながら、
食べれなかった方。
気になっている方も・・・

多くの方に食べて欲しいですね。
TPPなんてくそくらえ!日本の農業は凄い!
と実感して欲しいです。
それくらいのパワーのある食材です。

調理法は単純です。
塩茹でしてオリーブオイルをかけるだけです。
塩はイタリア産でゴミだらけです。
昔ながらの製法の塩。
なので、海草や小さい石が混ざっているので掃除が必要な塩。

オリーブオイルはイタリア産のBioのエキストラバージンオイル。

ナイフとフォークで食べるアスパラです。
シェフの塩加減が甘さを引き立てるんですよ!
本当に、美味いですよ!!

今年は最高気温が高く例年よりも少し早いですね。

なので
北海道の農家を営む友人のNは
霜を気にしていました。

今週から3週に渡って
美瑛産のアスパラを予定しています。

数年前に霜で全滅したことがありました。
自分の糖分を使って霜から身を守るために
甘みが抜けてしまうんです。

悠長なことを言ってたら
食べ逃してしまうかもしれないですよ!
今年のアスパラガスは。

強く強くお勧めさせていただきます。

<パスタ>
・エビとズッキーニのスパゲティ ペコリーノとアーモンド

えびとズッキーニ。
そしてズッキーニのペーストを加えたスパゲティ。

エビを使います。
強い甘味が特徴。

まず
海老の頭と殻を外します。
もちろん、身はパスタに使います。
頭と殻のゆくえが問題なんです。

捨てると思いきや。頭と殻は鍋に入れ、ダシを摂るんですよ。
貧乏臭いでしょ(笑)。
ザルでこして旨味を一滴残らず絞り出すんですから。
普通に頭と殻つきの海老を入れるだけでは出てこない部分の旨味まで味わえます。
とにかく、食べてみてください貧乏臭いと笑せませんから!

手間はかかりますよ。
手はいろんなもんが刺さるし、かゆくなってくるし、大変です(笑)。
だからこそ、一口食べると
濃厚なミソが口が痛いほどの強い旨味が!
蟹やロブスターのパスタのように感じますね。

私は蟹やロブスターのような大味なパスタは好きではありません。
一口目は美味しいのですが
あとは口が疲れてくるんですよね。
高級店で一口程度を食べるのはよいんですが・・・

くえろのように
しっかりとした量を出すトラットリアのパスタには向かないと思います。
なので、今までやりませんでした。

しかし、
ズッキーニのペーストの合わせ方、
仕上げにかけるペコリーノチーズと松の実の風味とコク。
強烈な赤エビのコクと風味が単調に感じさせない工夫。

美味しいエビのパスタをガンガン飽きずに食べ勧められる
理想のパスタに仕上がっています。素晴らしい仕上がりです。

稲月シェフの知り合いの
シエナのワイナリーのキャンティが合いますね。
エビなのに赤ワイン?と思うでしょ!

ペコリーノチーズの作用でしょうね。
ライトタイプの赤ワインは合いますね。
美味しく感じていただけると思います。

<デザート>
・グレープフルーツとミニトマトのコンポートのパフェ

グレープフルーツのジュレにグレープフルーツの実。
カンパリのグラニタ(カキ氷)の上にはトマトのコンポートという登場人物全てが夏らしい
一足お先に初夏のパフェですね。

底には
ケーキのスポンジを
小さくカットしたもの。

次に
マスカルポーネのジェラートをのせて

さらに
生のグレープフルーツと
グレープフルーツのジュレ。

生クリーム。

ピンクが鮮やかな
カンパリのグラニタ。

一番上に
トマトのオレンジコンポート。

まず
見た目が素晴らしい!

黄色いグレープフルーツのジュレにピンクのカンパリのグラニタ。

爽やかな夏ですね。
素晴らしく綺麗で涼しげです。

さらに
味のグラデーション。

苦味のやや強いグレープフルーツのジュレ
→カンパリの苦味→トマトの甘青い香り

よく考えられています。

見た目にも味(苦味)にも味の変化が素晴らしい!

ノンアルコールカクテルのようですもん(笑)

食後にさっぱりしますよ!