’17.9/8(金)から9/10(日)のディナーメニューです

** 2017 メロン祭り(美瑛産) **

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム ¥1,600
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・タラとジャガイモのブルスケッタ(会員限定)¥500
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<パスタ>
・秋刀魚とセロリとドライトマトのスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・キハダマグロのソテー ケッカソース ¥1,600

<肉のメイン>
・豚フィレ肉のグリル キノコのソース ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・ミルクのジェラート ¥350

・林檎のジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・栗のクリームブリュレ 赤ワインとイチジクのジェラート(会員限定) ¥750
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8日(金)から10日(日)のディナーは
美瑛産の赤肉メロン祭り。
前菜の生ハムメロン。
ブルスケッタのジャガイモ、パスタのトマト、
魚のメインのケッカソースのトマトなど

毎年、9月はひっそりしいるんでね、
今、できることを
全てやってみました。

今月は
大きな予約もなく
程よく、パラパラとご予約をいただいています。

ゆっくりとしてまっせ!

フワッと覗いてくださいね。

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム

西洋では定番
日本ではよく笑われる
生ハムとメロンの組み合わせ。

私が店をする前に
2ヶ月半ほど働かせていただいていたKさん。

Kさんは瓜系を非常に上手に作られます。
北海道のトマト農家の友人N曰く『瓜系の名人』

NもKさんのメロンを知人に送るみたいです。
同じ地区内には、他にもメロン作っている人がたくさんいてるんですよ。

にもかかかわらず
同じ農家さんから注文をもらうメロン。
それほどKさんのメロンが美味しいんです。

ねっとりとまとわり付くような甘味。

そして
赤肉のメロン特有の瓜系の香り。
熱帯を想像させるような特徴。

それは、
日中は30度を越えて、晩は20度を下回る。
この寒暖の差を持つ北海道だからこそ『強いメロン』が育ちます。

そして、
これらの特徴は青肉のメロンよりも強いです。
ここがポイントです。
だからこそ、
そんな赤肉のメロンにパルマ産の『生ハム』を合わせるんです。

『生ハムメロン』を嫌な食べ方の代表のように
笑いにされます。

味・香りの薄い赤肉メロンに合わせるから気持がわるいんです。
とにかく、
笑う前に本当の『生ハムメロン』を1回食べてみてください。
何でも挑戦する食に貪欲な日本人。
にもかかわらず、
誤解をされ続けている『生ハムメロン』。

毎年恒例になってきましたね。

今週も最高の赤肉のメロンの時期に合わせて、
切りたての最高の生ハムと共に、提案させていただきます。

<パスタ>
・秋刀魚とセロリとドライトマトのスパゲティ

2年半前に漬けた自家製のロサマリーナ(イカナゴの唐辛子漬け)をベースに、
秋刀魚とセロリのオイル系のスパゲティ。

昨年の春に漬けたいかなご。約2年半ものです。
過去に幾度も失敗。
試行錯誤の末、
うっすら青みが出て、若干、大きくなっているイカナゴ。
食べると骨が少しあたります。
これくらいの方が旨味が多く、長期熟成にも耐えます。
そして味が濃いです。
そんなイカナゴも、2年半を過ぎて熟成が完成。
コクの強いしっかりとした味に。

そんなイカナゴには旬の秋刀魚を合わせます。
脂ののった身は最高なんですが、
青魚の特有の匂いがあります。
この匂いを消してやると、秋刀魚の旨味を堪能していただけますよ。

2年半熟成のイカナゴに自家製ドライトマトを加えます。
今までで1番の仕上がりのドライトマトの酸味と濃厚なコク。
イカナゴの唐辛子の辛味を上手く和らげてくれます。

ベースには富良野産の甘いニンニクとドライトマト。
そこに、イカナゴのコクが合わさり。
さらに、秋刀魚のダシが加わり。
そして、セロリの香り。
そんな立体的な味。

そして、
スパゲティでこの旨いオイルのソースを絡めとりながらすすってください。
イタリア料理屋のオーナーとしては最低な表現ですが『ズルズルいきたいですね(笑)』

シンプルなのに濃厚でコクの強いパスタ。
外で食べるペペロンチーノだと言えますね。

厨房の中にいると匂いで、腹が鳴るんですね。

魚でも醤油ができます(白醤油)。
ロサマリーナもフライパンで加熱してやると、
焦し醤油に似た香りを放ちます。たまらないですよ(笑)。
だって、日本人でこの匂いが嫌いな人いないと思いますよ。
強いコクとピリッとした辛味も最高ですね。

白ワイン、ビールが止まらない味に仕上がっています。
強くお薦めさせていただきます。

秋刀魚はセロリと合わせると
旨いんですよ!
何回も言いたいですね(笑)

<デザート>
・栗のクリームブリュレ 赤ワインとイチジクのジェラート

栗のプリン。
イチジクのジェラートを合わせます。

栗の季節になりましたね。
少し涼しくなってきましたね。
どうでしょうか?

9月に入り季節は秋。

秋の代表的な味覚の1つ『栗』を使います。

生クリームを入れた柔らかいクレームブリュレです。
栗の芳ばしい香りが
生クリームに合いますね。

栗自体は
全然甘く無いんですよ。

砂糖や動物性の生クリームの油分とコクが加わると
あの栗の香りとコクが
引き立てられて・・・

百貨店のような高級店のレストランのような
上品なデザートに感じられる。

そらたくさん入れてたからな(笑)

ええもん食べたな・・・という感想。

横には
生のイチジクに
赤ワインとイチジクのジェラート。

イチジクも秋の味覚。

しかも
イチジク自体はたいして甘くないんですが
ミルクとの相性が最高ですよね。

栗やイチジク
そのまま食べるよりも
格段に美味しく仕上がっている
シェフ冥利につきるデザートですよ。