’17.12/1(木)から12/3(日)のディナーメニューです

** 冬のカルボナーラでっせ! **

<前菜>
・マグロのカルパッチョ オリーブのソース ¥1,600
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・ブルスケッタ olio nuovo(会員限定)¥500
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<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・さわらのグリル アンチョビバターソース ¥1,600
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<肉のメイン>
・仔羊と菊芋のロースト ¥1,800
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仔羊のグリル ローズマリー風味

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・クリームチーズのジェラート ¥350

・パインのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・ホワイトチョコとヨーグルトのケーキ ヨーグルトのソルベ レモンのグラニタ(会員限定) ¥750

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冬のカルボナーラ。
今週末は金柑のカルボナーラです。
金柑の斬新な提案だったんですが
10年近く続けると
定番になり、
お客様から時期を聞かれるまでに。

続けることの大切さですね。

今週末は
土曜に少しだけ予約が
あとは
まだ予約ノートは空欄が多い。
フワッと覗いてくださいね。

・白ビール(残り20杯)・・・¥600

<前菜>
・マグロのカルパッチョ オリーブのソース

キハダマグロのカルパッチョを
オリーブとドライトマトのソースで食べていただきます。

マグロの塊を
岩城島の青いレモンとオリーブとミントで漬けて。
マリネにします。

薄く切って盛り付けます。

横には
日替わりでサラダ。
レタスを中心にした葉っぱ系のサラダ。
レタスの清涼感が良いですね。

今回のは
オリーブのソース。
グリーンオリーブと
ドライトマトを刻んだソース。

野菜にしては強いコクと清涼感
マグロはもちろんですが
サラダでも
しっかり酒が飲めますね。

毎週のように
稲月シェフの料理を食べていると
以前とは、考え方が変わってきましたね。

昔はお造りを楽しく食べていたんですが

最近は
せっかく外で食べる生のお魚料理なら
お造りよりも
もうひと手間入ったカルパッチョの方が
得した気分になりますね。

オリーブのソース一つとってもね・・・

もちろん
醤油も美味しいんですよ!

でも
清涼感のあるオリーブのソースでね・・・

手間をかけたソースで
風味よく食べるマグロのカルパッチョ。

ええもん食べた気にさせてくれるのは
私だけではないはずですよ!

お勧めですね。

<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ

卵黄と生ハムとペコリーノチーズの濃厚なソースを
金柑の柑橘系の香りで食べるカルボナーラ。

くえろには季節のカルボナーラがあります。

春の『そら豆のカルボナーラ』
夏の『トウモロコシのカルボナーラ』
秋の『栗のカルボナーラ』
冬の『ゆり根のカルボナーラ』

そして
冬にはもう1つ『金柑のカルボナーラ』

卵黄・パルメザンチーズ
ペコリーノチーズ・生クリーム
ここに金柑の酸味が合うんですね。

しかも、
金柑は皮を食べる少し変わった果物。
今回は金柑をスライスして皮も実も入れます。

しかし、
もともと果汁が多くないので、分離することなく上手く酸味が加わっています。

その酸味は、
同じ柑橘類のレモンやオレンジと比べると優しいですね。

そのため、
ハーブの香りを含んだ強いコクを持つ自家製ベーコンではなく
優しい繊細なコクの生ハムを合わせました。

『和』を代表する上品な金柑にパルマ産の14ヶ月熟成の生ハム。
日本とイタリア、最高の組み合わせですね。

仕上げに、
粒の黒コショウをガリガリおろします。
おろしたてのコショウが持つ爽やかな香りが全体を引き立てます。

さらに、おろしたペコリーノロマーノをふりかけるんです。

ペコリーノの塩分と香りが
金柑と生ハムの上品なコクを上手く引き立てています。

あっさりしているにもかかわらず
お酒がほしくなるほどしっかりとしたコクがあります。

金柑のシーズンもそろそろ終わりですね。
カルボナーラ好きの方は見逃せませんよ!

<デザート>
・ホワイトチョコとヨーグルトのケーキ ヨーグルトのソルベ レモンのグラニタ

水を切ったヨーグルトで作ったケーキ。

べイクドチーズケーキのような仕上がり。
でもあきらかにチーズではない。
ヨーグルトに寄っているのであっさりしています。
しかし
濃厚なコクが感じられる。
「何が入ってるん?」

ホワイトチョコが・・・

ホワイトチョコの視点からは
甘すぎないケーキとも言えますが・・・

チーズケーキの視点からは
口当たりはさっぱり
しかし、後に引く濃厚なコクが感じられます。

最も印象的なのは
生地のしっとり感。

何ともいえないしっとり感。

軟らかいでは間違っていないんですがしっくりきませんね。

ふんわりもまた同じ。

やはり、『しっとり』ですな。

そこに
色鮮やかな苺のソース。

爽やかな酸味のヨーグルトのソルベ。
こちらはダイレクトにヨーグルト。

さらに
青いレモンのグラニタ。

酸味の三段活用
後に引くホワイトチョコの甘さを和らげるには素晴らしいです。

ケーキにジェラートをあわせるのは
たまりませんね。