修業すると言うこと

毎日、同じ事を繰り返して
何の意味があるのか‥

物を作らないコンサルの人や投資家の人達は
無意味だと言う人もいます。
しかし私は全ての人に無意味だとは思わない。

あるチェーン店のステーキ屋さんでは
研修センターというところがあります。
それは新人を育成するだけでなく
全国の店長クラスの人を呼び寄せて
再度、技術の修正して教育し直すらしい。
それは、職人ではなく、ただ焼き方を覚えたサラリーマンが調理しているゆえに必要な修正。
素晴らしいシステムだと思う。

所詮、人の感覚なんていい加減なもの。
ズレに気づくのも難しいし
まして戻すのはもっと難しい。

職人の反復した修業は
自己調整力が身につく。
これが最も大きい事だと思う。

食材は自然のものなので
季節により変化する。
それをどのように
確かな技術で調整していくか。
全ては
グラムを測れば済むものではない。

最後の微調整。
その『微』の中に
個人店と職人が生きる道がある。
ここを疎かににすると
チェーン店の大きな資本に飲み込まれる危機感を抱きながら
我々は日々精進しています。

人にとっては遠回りな仕事ともいえますが
飲食の世界で物作りの仕事を覚えたいと思う方は
いつでも募集しています。
だんだん年齢とともに人に伝える必要を感じつつあるんですよ（笑）

難波店、白鷺店ともに
社員、パート、アルバイト
募集しています。

特に難波店の募集が無く
焦っています（笑）

月給18万～（昇給あり）
時給910円～

皿洗い専門のオーナー飯田