’12 イタリア話 その19 『お土産一つで感じる文化の違い』

『お土産一つで感じる文化の違い』

稲月シェフはフィレンツェで修行時代に結婚。

シエナのワイナリーの中にある個人の教会で挙式。

そのワイナリーに今年の正月に行ってきました。

畑の案内の前に
家に寄って
お母さんにお土産を渡した。

奥野はカステラを

奥野「Pane Spagna」

飯田「おい、カステラってスペインやったっけ?ポルトガルちゃうんか?」(小声で)

奥野「ええねん。大丈夫!通じてるよ。たぶん(笑)」

このあたりのラフさが海外で住んでいた、
いや住むことができた点でしょうね。

しょうもないですが、感心する部分です。

海外に興味がある学生さんはみならってくださいね(笑)。
私は笑っていますが、
長期で住む方にはもっとも大切な点だと思いますね。
大丈夫だ!大丈夫だ!ということが。

話は戻って
岡地は稲月から預かっていた梅酒を。

お母さんは梅酒が好きというこのもあるだろうが、
稲月からということに跳ねるように喜んでいました。

すると
その場で包装を開け出して
中身をとり出しカリッと開封して
グラスに注ぎだした。

ええーっ!

しかも
君たちも飲む?

いやいやいや。
結構です。日本に帰ったらなんぼでもあるんで、
みなさんで楽しんで・・・

びっくりしましたね。

お土産をもらって
その場で開けて振舞うだなんて・・・
日本だったら
「ありがとうございます。後で美味しくいただきます。」となりますよね。

誕生日プレゼントをもらったときが例外かな?
「開けて良い?」って聞くことがありますよね。

あえて聞くということは
やはり、その場では開けないのが一般的なんでしょうね。

文化の違いが楽しいですね。

楽しそうなお母さんの顔が
言葉はわかりませんでしたが
完全に喜んでいましたね。

楽しい時間を過ごさせていただきました。

写真は梅酒を飲むお母さん。
梅酒を飲むお母さん

  • twitter ツィッターしております。
    よかったらフォローしてください。
  • facebook フェイスブックしております。
    こちらは若干プライベートに近いです。
    よかったら見てください。
  • 調理師募集!!
  • 堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田