『バナナのパウンドケーキとバニラのジェラート』

中野がバナナのパウンドケーキを焼きました。

先日、常連のお客様に
「またタルトを焼いてね。食べたいから。応援しています。」

何気ない一言をいただきました。

中野は嬉しそうに「はい」と答えていました。

私は中野以上に嬉しかったです。

自分のことじゃないのに・・・
自分のことのように・・・

いや自分のこと以上に嬉しかった・・・

これは老けたんでしょうな(笑)

すると中野が
「バナナのパウンドケーキを焼きました。具を入れすぎました・・・」

試食をして
稲月「大丈夫だ!Tさんに出そう!」
※焼き菓子が大好きな常連のTさんの予約を3週間前にいただいていました。

稲月「盛り付けは俺がするから声を掛けて!」

2枚スライスして
1枚はそのまま
もう1枚はオーブンで温める。

さらにおいて
バニラのジェラートを。
上にオーブンで温めたバナナのケーキを。

もうジェラートが溶け出すように・・・

Tさんと一組の常連さんのU先生にお出ししました。

皆さん温度差とバナナの濃厚な香り。
バニラのジェラートの濃厚なコクと香りとあいまって。

驚いていただきました。

まぁ、最も驚いていたのは
中野自身でしょうが・・・(笑)

パウンドケーキが
稲月の手に掛かると高級感のあるデザートに。

しかも
見た目だけじゃなくて仕上がりも・・・

横で見ていたグッチは口が開いていた。

飯田「まぁまぁやりよるやろ?(笑)」

グッチ「かなりですよ!ジェラートの上に温めたケーキをのせるなんて・・・びっくりしました。」

パウンドケーキのバナナが入れすぎたと中野は言っていましたが、
マズイわけではないんですね。

だから、逆に温めるのとちべたいのと対比させて
さらに
バニラのジェラートを合わせる。

パウンドケーキを焼いた本人が失敗したかもと思ったものを
アレンジして盛り付ける稲月は
「おもしろい」と感じる。

試食に参加したように
「なるほど!なるほど!」と食べていただければ
より楽しいかもしれませんね(笑)

昨晩食べていただいた二組とも
繊細な桜のムースも食べていただきました。

対比も良いみたいですよ。

お薦めさせていただきます。

バナナのパウンドケーキとバニラのジェラート