アスパラ事情

昨晩はアスパラを食べに多くのお客様が来店していただきました。
奥野シェフが
パスタを湯がくように絶妙な感じに仕上げてきます。

そのアルデンテに耐えうる鮮度の『美瑛産のアスパラ』

昨日の夕方に北海道から電話が、
今年は寒さで生産者にとって厳しい環境だと
生産者のNは言っていました。

別の生産者のアスパラも1箱だけ送ってもらったんですが
奥野「あかんな」
稲月「そこらの八百屋が持っているのと変わらない」

しかし
Nのアスパラはこんな過酷な状況でも
しっかり味をのせてきてくれる。
食べ比べると良くわかる。

ワインの作り手と同じような話。

いかに不作の年に味を落とさないか。

今年は5月に雪が降ったり・・・
どうやら味をのせるのが難しい、いわゆる『不作の年』みたいですね。

しかし、Nのアスパラは
十分、美味しく仕上がっています。
あかんかったらボイルでは出せません。
どれだけ腕の良いコックでもボイルは素材のみですから(笑)

私はシェフ達がNOと言えば、
迷わず中止します。

昨年のチリのヌーボーも美味しくなかったので中止しました。

アスパラだって同じです。

やる以上、自信はあります。
安心して食べに来てください。

それは昨晩のお客様が一番ご存知だと思います。
いつもながら、かなり美味しいですよ!

長々と、何が言いたいか
3週に渡ってアスパラを予定していますがいつ何があるかわかりませんよ!

3年ほど前、霜が降りて全滅ということもありました。
今年は、いや今年も異常気象ですから。

気になる方はお早い目に!

美瑛産アスパラガスのボイル