＊＊ 魚祭り ＊＊
＜前菜＞
・ブリのカルパッチョ 西洋わさび風味 ￥1,600
・牛タンと黒オリーブのブルスケッタ（会員限定） ￥500
＜パスタ＞
・マテ貝と菜の花のアーリオオーリオスパゲティ 生海苔の香り（限定20食） ￥1,600
＜魚のメイン＞
・舌平目のソテー トマトとフェンネルのソース（限定8食） ￥1,600
＜肉のメイン＞
・和牛もも肉のステーキ ゴルゴンゾーラソース ￥1,800
＜デザート＞
・コーヒーゼリー ￥250
・林檎のジェラート ￥350
・赤ワインのジェラート ￥350
・ジェラート2種盛り ￥550
・ポレンタケーキと苺のミルフィーユ マスカルポーネのジェラート（会員限定） ￥750
愛媛産の『マテ貝』と
『生海苔』を使ったペペロンチーノ
愛媛産の通称『ゲタ』と呼ばれる舌平目を使ったソテー。
ソースに使うフェンネルも愛媛産。
生海苔が綺麗すぎて・・・
金髪の外国人の方が髪を黒に染めた感じの
艶のある深い黒。
生海苔をパスタ。
しかも
ペペロンチーノに使うなんて
びっくりですね。
＜前菜＞
・ブリのカルパッチョ 西洋わさび風味
厚切りに切ったブリのカルパッチョを
サラダと共に食べていただきます。
今回は
豪快に厚切りに切った脂ののった『ブリ』が主役。
この時期のブリは
お造りを食べると
小皿の醤油に脂のまくが張ってしまうほどの
しっかりとした脂ののり
そんなブリは
西洋わさびを入れてマリネしています。
北海道産の西洋わさびが
ブリの生臭さを消してくれる。
さらに
魚の旨味を引き立ててくれているのでは？
と感じるほど
土のような西洋わさびの香りと
寒い冷たい水が生むブリの脂のコクが最高ですね。
あのね。
ブリは臭いです（笑）
どれだけ新鮮でも
脂がね・・・
私も
普段は醤油をつけて食べます。
だって
ほんまに臭くなかったら
塩で食べますもんね。
臭いから醤油に頼ると思ってます。
勘違いしないでくださいね。
私はブリは大好きですよ（笑）
でもね
せっかく、外でお金を出してブリを食べるんやったら
簡単に醤油をつけるだけでなく
ひと手間を加えて
西洋わさびで食べてみてください・・・
最高ですよ！
ええもん食った気にさせてくれますね。
＜パスタ＞
・マテ貝と菜の花のアーリオオーリオスパゲティ 生海苔の香り
愛媛産のマテ貝と菜の花のペペロンチーノ
仕上げに
同じく愛媛産の生海苔を加える
海のペペロンチーノ。
マテ貝って知ってますか？
関西のスーパーではあまり見かけませんね。
昔、兵庫県の砂浜で
穴に塩を入れると
棒のような貝がニョキニョキ出てきて
おもしろい潮干狩りをしたことがあるんですが・・・
そんなおもしろいマテ貝とアンチョビを
ニンニクでソテーして
ボイルした菜の花とパスタを加えて
ペペロンチーノを仕上げます。
生の海苔を加えて
フライパンで絡めます。
すると
海苔の香りが芳ばしいこと芳ばしいこと・・・
旨味の強いマテ貝に
菜の花の強い苦みと香り
目をつぶってもわかるほど
海苔独特の強い香り。
それらを
ニンニクとアンチョビが上手に繋いでいる。
強い食材をぶつけ合った
海のペペロンチーノ。
仕上げには
柚子を少々。
行き過ぎた海の香りを和らげてくれて
磯臭さが嫌いな方にも食べやすく
磯臭さが好きな人にも良いアクセントになり
柚子が全てをまとめ上げてくれています。
生海苔とマテ貝を買ってきてよかった。
＜デザート＞
・ポレンタケーキと苺のミルフィーユ マスカルポーネのジェラート
粗挽きのトウモロコシの粉を使った
人気のポレンタケーキを薄くスライスして
苺を挟んでミルフィーユ状にしました。
マスカルポーネのジェラートを合わせます。
とうもろこしを乾燥させてを粗く引いた粉（ポレンタ粉）で焼いたケーキ。
ローマのよく行くお店のケーキ。
私が好きで毎回買っていたのを再現してもらいました。
ごくごくシンプルなケーキです。
試食には長い時間がかかりました。
シンプルなのはごまかしが効かないので難しいですね。
果てしなく長い試食の先には、すっきりとした
なんてことないポレンタ粉のケーキが生まれました（笑）。
どんなものにも香料が入っている、今の日本のお菓子事情。
そんな中で『この素朴さ』。
シンプルでかつ美味しい。
素朴なケーキです。
自信を持ってお勧めできる仕上がりです（笑）。
そんな、田舎もん丸出しのポレンタケーキをスライスして
苺を挟んでミルフィーユ状にしています。
さらに
ティラミスに使うマスカルポーネチーズを使った
マスカルポーネのジェラートを合わせます。
そして
チョコのソース。
どんどん
シャレた仕上がりに
どこの子や？と見紛うほどの
素敵な仕上がりですね。
「ほんまや！素朴やなー！」と言いながら
食べて欲しいですね。